【通勤GD】ゴルフレジェンド陳清波の“ダウン&ブロー”Vol.3 「フェースを返す、返さないは同義だ」 ゴルフダイジェストWEB

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日（土曜日）までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

【陳清波】
昭和6年生まれの88歳。ワールドカップ11回連続、マスターズ6回連続出場など60年代に大活躍。「陳清波のモダンゴルフ」で多くの陳清波ファンを生み出し、日本のゴルフ界をリードしてきた

前回のお話し

【通勤GD】ゴルフレジェンド陳清波の“ダウン&ブロー”Vol.2 「フォローで球が出ていく」 ゴルフダイジェストWEB - ゴルフへ行こうWEB by ゴルフダイジェスト

ソーッとクラブを振り上げて、インパクトにソーッと戻してみる。あれ、フェースが開いているじゃないか? という人、結構多いんです。仕方ないからバッタンと急激にフェースターン……それではいい球は打てません。ここにスウィングのギミックがある! 今週の通勤GDは、レジェンド・陳清波プロの技術「ダウン&ブロー」の第2話。

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ロフトを立ててインパクト

陳清波　クラブフェースがわずかに開いた状態で球をとらえ、球がくっついているうちにフェースをスクェアに閉じた瞬間、ボールは飛び出します。

このように語る神業は、絵空事ではない。実際、ドローボールはそうやって放たれている。

「ヘッドを返す」と表現をする陳清波だが、実はフェースを左に向けるというより、ロフトを立てる動作として行っている。

そして今、「フェースは返さない」と語る選手やコーチがいる。陳清波は古いのか?

「いや、同じフェース使いですよ。ダウンスウィングの早い段階でロフトを立てることに（フェースを閉じる＝シャットフェースに近似）、すっかり慣れてしまったためにインパクトでは何もしていない感覚なのでしょう」（陳清波の研究者として知られる森守洋プロ）

若き日の陳清波スウィングはゴルフダイジェストTVでご覧いただけます!

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特集！陳清波のダウン＆ブロー
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月刊GD2020年1月号より