2019年シーズン2勝を挙げた浅地洋佑選手。クラブに対する考え方は、変化した部分と譲れない部分の両方があるという。彼の最新クラブセッティングを覗いた。
「やさしさ」を求めてたどり着いた中空アイアン「オノフ黒」
「アイアンは昨年のシーズンのはじめに替えました。目的は飛距離です。やさしくゴルフを組み立てるために、中空タイプのアイアンを選択しました」
浅地プロの特徴は、男子プロには珍しくアイアンが6番からという点。全体的に飛距離が出るようになったことも関係しているが、フェアウェイウッドの精度と飛距離がアップしたことで14本の構成が昔とは大きく変わったと振り返る。
「クラブにやさしさを求めるようになったのは昔とは違う点ですね。片山(晋呉)さんからのアドバイスもあって、徐々に変わりました。難しいロングアイアンを入れることはしません」
そんな浅地が、昔と同じように変わらないのがウェッジに対するこだわりだ。
「ウェッジは自分の生命線だと思っているので、変えたくない部分です。昔から、構えたときにつかまるイメージが出るのがどうしても苦手なので、逃げ顔が好きです」
ローバウンス仕上げのウェッジ
柔軟な考え方で変化を怖がらない部分がありながら、昔からのこだわりも保つ。これが、浅地の強さの秘密だ。
イメージどおりの弾道で打てる「オノフドライバー黒」
「左に飛びにくいと感じさせる顔でありながら、ほどよくつかまってくれます。イメージどおりの弾道が打てるようになって、飛距離も伸びています」
パターはマレットでオートマチックに動く
「オデッセイミルドコレクションSIX-M」
200㍎以上はUTと3本のウッドで狙う
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2020年2月4日号より
最高の打感、ジャーマンステンレス削り出しがこのプライス↓
「マイギアを語ろう」バックナンバーはこちら↓
週刊ゴルフダイジェストをキンドルで読む↓