昨年はツアー初優勝を含む2勝を挙げた柏原明日架。開幕を待つ、彼女の2020年クラブセッティングを覗いた。
画像: かしわばらあすか/1996年生まれ宮崎県出身。昨年、プロ入り6年目にしてツアー初優勝を果たす。今年は賞金ランク10位以内を目指し練習を重ねている

かしわばらあすか/1996年生まれ宮崎県出身。昨年、プロ入り6年目にしてツアー初優勝を果たす。今年は賞金ランク10位以内を目指し練習を重ねている

“替えない女”が決断
シャフトをツアーADに一新

もうひとつ上のレベルへ、ステップアップすることを自らに課している。必要なのは「フェアウェイキープ率」と「パーオン率」を上げることだと分析。

そこで、柏原が行ったのが、シャフトすべてをチェンジすることだった。

画像: ウッドはキャロウェイのログスター。4,5,7,9,11番ウッドを準備して、コースによって入れるものを決める。シャフトはツアーADのTPシリーズに統一

ウッドはキャロウェイのログスター。4,5,7,9,11番ウッドを準備して、コースによって入れるものを決める。シャフトはツアーADのTPシリーズに統一

「課題はフェアウェイキープ率とパーオン率ですが、とくにパーオン率は50位以内に入ったこともほぼないんです。ここを改善しないと、もっと上にはいけないなと思いました。スウィングは良くなっているので、シャフトをすべて見直すことにしました」

柏原がクラブをチェンジするには、3つの段階があるという。

まず「打ってみていい球が出る」こと。

次に「データを計測していい数字である」こと。

最後に「コースで試して納得ができた」場合にチェンジする。

画像: ツアーADに一新。4番から11番ウッドにかけて、シャフト重量をフローさせている

ツアーADに一新。4番から11番ウッドにかけて、シャフト重量をフローさせている

画像: シャフトを替えてパーオン率の向上を狙う

シャフトを替えてパーオン率の向上を狙う

「思い切ってシャフトを替えたことで、感覚的にも、数値的にも納得いくものになりました」

柏原は数字をかなり重視している。感覚だけに頼らず結果を何よりも大事にする。

今回はシャフトにとどまったが、それでもここまでのチェンジは今までにないという。だからこそ試合の結果が良くなっても、悪くなっても、楽しみだと嬉しそうに話す。

これを超えるドライバーは今はない
ローグスタードライバー

シャフトを替えて精度アップ

アプローチの軸は56度

2ボールパターは替えられない

ウッド5本、アイアン5本、ウェッジ3本

画像: ウッド5本、アイアン5本、ウェッジ3本

PHOTO/Hiroaki Arihara

週刊ゴルフダイジェスト2020年4月1日号より

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