米ネブラスカ大学医療センター・感染制御の第一人者ケリー・コーカット博士は、「広く開かれた屋外スペースで過ごすのはもっとも(感染)リスクが低い行為」だという。
ただし、気をつけることとしてコーカット博士が挙げたポイントは7つ。それ以前の大前提として「ゲームの進行中、可能な限り(少なくとも)20秒間の手洗いが好ましい。消毒液も活用し、汚れた手で口や顔に触れないことが大切です」
それを踏まえた上で、博士が上げた7つのポイントとは、
注意点①
ゴルフカートの手で触れる部分を除菌シートなどで拭く
注意点②
誰のものかわからないボールには触れない
注意点③
グローブを清潔に保つこと。違和感があるかもしれないが消毒液を噴霧したほうがいい
注意点④
携帯電話をカートのダッシュボードに置かない。携帯用のクリーナーを持参し、必要に応じて使用する
注意点⑤
混雑したクラブハウスで飲み物を調達しない。人が少ない売店で購入するのが良い。売り子が手袋を着用しているところがベターで、缶飲料は飲み口を消毒してから飲む
注意点⑥
クラブハウスでは人との間隔を2㍍程度とること。ドアノブやテーブルなどに触れた場合は手洗い、消毒を行う
注意点⑦
ランド後の握手やハグ禁止。ハイタッチではなくナイスショットと声をかけること
開かれたスペースで体を動かしストレス解消できるゴルフ。とはいえ、これはアメリカでの注意点。
ゴルフ場までの移動手段(公共の交通機関やクラブバスの利用)や、昼食、浴室の利用状況など、日本とは事情が異なる部分もある。それぞれが万全を期す上での参考としてください。
週刊ゴルフダイジェスト2020年4月7日号より
週刊ゴルフダイジェストはキンドル版でも購読いただけます!
クラブがバンカーレーキに?! ラウンド時のおすすめアイテムはこちら↓
特許技術で「ピッチ&ラン」が驚くほどやさしく