グリップの手入れ
パッと見て汚れていなくても、劣化の進みやすい部分なので3ヵ月に1回は手入れしたいところ。
台所用の中性洗剤をタオルやスポンジにつけてこすればOK。冬場なら乾燥予防にラップを巻いて保管するのもいいが、今の時期は不要だ。
シャフトの手入れ
カーボンシャフトは濡れたタオルで拭く。吹きながらキズや塗装の剥がれをチェック。カーワックスを塗るとコーティングになる。
スチールシャフトは汚れ落としに加え、サビ予防が欠かせない。防サビ用の潤滑剤(クレ556など)を塗って仕上げれば完璧だ。月1回程度はケアしたい。
また、シャフトに貼られたシールがキレイにはがせず跡になるのはよくあるが、これには車のボディ用研磨剤(コンパウンド)が使える。布につけてこすると簡単に落とすことができる。
ウッドのクラウン部分の手入れ
ウッドのヘッドのクラウンについた小さな傷にもコンパウンドが使える。こちらも布につけてこする。
フェースの汚れや打痕はメラミンスポンジ(「激落ちくん」など)で軽くこすって落とせばOK。
ただ、注意してほしいのはドライバーのフェースの手入れ。
キズが気になるからといって研磨してしまうと反発係数が上がり、ルール違反になることもあるのでくれぐれもご注意を。メラミンスポンジで軽くこするくらいなら、まず問題ないだろう。
大事なクラブには専用コーティングキットもおすすめ↓
アイアンやウェッジのフェース面の手入れ
アイアンやウェッジの溝はとくに汚れやすい部分なので、ラウンドごとに手入れしたいところだが…。
溝の深くに入り込んだ泥には歯ブラシの出番。溝に沿ってこするようにしよう。表面の汚れならメラミンスポンジで。
キャビティが深いアイアンには、パソコンのキーボード用エアスプレーが便利。汚れをシューッと吹き飛ばそう。
ソールについた人工マットの跡はなかなか取れず困っている人もいるだろうが、ガムテープを貼って剥がすとキレイに取れるケースが多い。
大切なギアのメンテナンス。全部一度にやろうとすると時間がかかるが、ウッドだけ、ウェッジだけなど、少しずつならどれも短時間でできる。
この機会にぜひトライしてみてはいかがだろう。
週刊ゴルフダイジェスト2020年4月21日号より
週刊ゴルフダイジェストをキンドル版で‼
90%のゴルファーを上達させた最新パット計測器が上陸!
神奈川・東京のゴルファーにおすすめのゴルフ会員権!