飛ばない原因は
沈み込みにあった
![画像1: 【アイアン】アイアンが飛ばないのは、沈み込みに原因あり? テークバックは頭の高さをキープしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/b1a8d568aa1254c74553b7f071e8f5add5a1c2a2_xlarge.jpg)
![画像2: 【アイアン】アイアンが飛ばないのは、沈み込みに原因あり? テークバックは頭の高さをキープしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/af64f6be2c718b0840f12ce4fdd1c7921e090f1c_xlarge.jpg)
![画像3: 【アイアン】アイアンが飛ばないのは、沈み込みに原因あり? テークバックは頭の高さをキープしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/4032a765951dfc0051315bccb8cfb03e3279f797_xlarge.jpg)
![画像4: 【アイアン】アイアンが飛ばないのは、沈み込みに原因あり? テークバックは頭の高さをキープしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/5c33727bb1cadedd17c01f0e7362c6c0b83c0fbb_xlarge.jpg)
![画像5: 【アイアン】アイアンが飛ばないのは、沈み込みに原因あり? テークバックは頭の高さをキープしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/2c7741f068f05ea726c7387eef615c7c5e9cfa0c_xlarge.jpg)
ハンドファーストに
インパクトしたい
細田 アイアンが飛ばないんです。
山本 アイアンでクラブの設計意図通りの飛距離を出すには、ハンドファーストの形で、ロフトを立ててインパクトしないといけません。細田さんの場合は、ハンドファーストの逆で、「ハンドレート」の形になっているので、インパクトのロフトがつきすぎて、飛距離が出づらくなっています。
細田 リリースが早すぎるということでしょうか。
山本 結果的にはそういうことなんですが、なぜそうなるかというと、トップで沈み込んで、伸び上がりながら打っているからです。ハンドファーストの状態というのは、手元が前に出て、シャフトが斜めになっているので、アドレスよりも体(手元)が低くならないと、ヘッドがボールに届きません。つまり、細田さんのように、伸び上がりながらのダウンスウィングだと、ヘッドをボールに届かせるために、早くリリースするしかなくなるというわけです。
![画像: 軸をずらさずに上げようとしすぎると、トップで体が沈み込みやすく、ダウンスウィングでは逆に伸び上がりやすくなる。リリースが早くなり、ハンドファーストには当てづらくなる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/b050c184735bbb80d22068d118d8f851f89b2321_xlarge.jpg)
軸をずらさずに上げようとしすぎると、トップで体が沈み込みやすく、ダウンスウィングでは逆に伸び上がりやすくなる。リリースが早くなり、ハンドファーストには当てづらくなる
細田 トップじゃなくて、ダウンスウィングのほうで沈み込まないとダメだってことですね。
山本 そうです。まずは、トップまで体(頭)の高さを変えずに上げてみてください。どうですか?
細田 ボールが遠く見えます。こんなに姿勢を高くしていいんですね。
山本 実際はただアドレスの姿勢の高さをキープしているだけです。トップで体が高いと、ダウンスウィングは自然に沈み込んで下ろす感覚が出るはずです。
【ポイント】 フェースを確実に閉じて当てる
単に手元を前に出してハンドファーストの形を作ると、フェースは開く。ロフトを立ててしっかりボールをつかまえるには、手元を前に出しつつ、フェースを閉じる動きが必要。
![画像: ハンドファーストに インパクトしたい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/4b71b77aa43bc404337d75af206aeed8b1d13bde_xlarge.jpg)
2つのドリルで
身につける
【ドリル①】
トップまで頭の高さを保って打つ
アドレスで頭の高さにクラブを差し出してもらい、トップまでクラブが頭に触れた状態を保って上げる。トップまで高い姿勢を保ち、沈み込みながらクラブを下ろす感覚がわかる。
![画像: アドレスで頭の上にシャフトをセットする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/d82d97ef060aec54202dbe2f49058163fb9631a2_xlarge.jpg)
アドレスで頭の上にシャフトをセットする
![画像: シャフトに頭が振れた状態のままテークバックする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/a9d05fbbae4b839736d62bd26d91c7814b6061d0_xlarge.jpg)
シャフトに頭が振れた状態のままテークバックする
【ドリル②】
鏡を使ってボールの見え方を確認
鏡を見ながら、頭の高さを変えないようにトップまで上げたら、視線をボールに戻す。普段、トップで沈み込んでいる人にとっては、ボールがかなり遠く感じるはず。
![画像: 2つのドリルで 身につける](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/963d16868ddf4b5fdf45391ffaedd2077bd08f94_xlarge.jpg)
![画像: 【教える人】山本武史プロ やまもとたけし。T P I L EVEL2の資格を有する。兼本貴司プロを教え、多くのアマチュアのレッスンも行う。トゥルーゴルフアカデミー東京校(井山ゴルフ練習場)にてゴルフスクールを展開](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/095507918ab51980845e663f8b790ad8c6fb3d6e_xlarge.jpg)
【教える人】山本武史プロ
やまもとたけし。T P I L EVEL2の資格を有する。兼本貴司プロを教え、多くのアマチュアのレッスンも行う。トゥルーゴルフアカデミー東京校(井山ゴルフ練習場)にてゴルフスクールを展開
![画像: 【教わる人】細田将己さん 46歳/ゴルフ歴25年、平均スコア89/178㌢](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2020/04/28/6f86423b307db0fb4316e31a979b6e9fa79dfe42_xlarge.jpg)
【教わる人】細田将己さん
46歳/ゴルフ歴25年、平均スコア89/178㌢
PHOTO/Yasuo Masuda
TEXT/Daisei Sugawara
週刊GDより
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