17年に初優勝を果たして以来、勝利から遠ざかっているが、毎年シード権を獲得するなど、安定感の高さを示している永井花奈。今回はそんな彼女のセッティングを見ていくとしよう。
3年振りの優勝を目指す
そんな永井の持ち味は、ショット力の高さ。そして、永井がクラブに求めているのは「つかまりのよさ」だ。
「ドライバーはもともと曲がらないほうなので、こだわりはあまりないんです。でも唯一、球のつかまりがよくないと使いませんね。ミスが出るときは、球がつかまらずに右に飛び出すことが多いので、つかまりすぎるくらいがちょうどいいですね。やっぱり、しっかりつかまらないと強い球は出ませんからね」
クラブを替えることを決して嫌がらず、いいものはどんどん取り入れていく永井は、そのときの自分が求めているものに対してクラブもチョイスしている。ただ、ウェッジだけは長く同じモデルを使っている。
「ウェッジは3本入れていますが、すべてグースネックのタイプです。フェースにボールが乗る感覚が強く出るので、思ったとおりの弾道が出しやすいんです。フルショットをするときに、少し滑ってしまうという面もありますが、ウェッジは昔からこのネック形状にこだわって使っています」
フェースの厚さがポイント
球が楽に
上がってくれる
アイアンは
2モデルで迷い中
今年から
センターシャフト
ミスショットの確率を下げる14本
PHOTO/Shinji Osawa
週刊ゴルフダイジェスト2020年6月16日号より
マイギアを語ろう、バックナンバーはこちら↓
ピッチ&ランが特許技術で驚くほど簡単に!
週刊ゴルフダイジェストをキンドルで読もう↓