1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬。彼女が飛ぶようになった秘訣をお伝えする本連載。今週の通勤GDは「ミナセの小部屋vol.28」スウィング中に思い切り振っても体がフラつかない方法について。

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

【小澤美奈瀬】
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているティーチングプロ。

前回のお話し

大切なのは“捻転”

最近、ユーチューブ始めました♪小澤美奈瀬です。今回は、思い切り振っても、体がフラつかない方法をお伝えします。

ゴルフは、簡単にいってしまえば、クラブを振り、ボールを打つ競技です。これを行うにあたり、大切になってくる体の動きが“捻転”です。

ここでいう捻転とは、上半身と下半身がネジれる動きのことで、これが上手くできるか否かで、飛ばすだけでなく、狙ったところへ打つ方向性にも影響を及ぼしてきます。

足指で地面をつかむ

では、どうすれば正しい捻転ができるのか。それが今回紹介する『足指で地面をつかむ』です。300㌘以上もあるクラブを、全身を使って思い切り振るため、クラブの遠心力によって体がフラつきやすくなります。

画像: 「クラブを持ち上げるくらい足指に力を入れます」

「クラブを持ち上げるくらい足指に力を入れます」

画像: スウィング中は地面を足指で強くつかむ

スウィング中は地面を足指で強くつかむ

そのフラつきを抑えるために、足の指で地面をギュッとつかむのです。足裏が地面に固定されるので、上半身をしっかり捻転して振り切っても下半身はブレず、体がフラつかないので飛距離が出せるのです。

さらに、重心を低く保てるため上体が起き上がらないので、曲がりにくくなります。簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

重心が下がるからトップで体が起き上がらない

足の指で地面をつかむイメージがあると、重心が下がった状態をキープしやすくなる。そのため、体を深く捻転しても上体が起き上がりにくく、パワーがたまったトップが作れるので飛距離アップにつながる。

画像: 足指で地面をつかむ
画像: 足指で地面をつかめてないと体が伸び上がる

足指で地面をつかめてないと体が伸び上がる

PHOTO/Takanori Miki
週刊GDより

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