【伝説の名勝負。ヒーローの足跡】東筑波カントリークラブ。青木功は変わった。「忍耐」そして「挑戦」へ。1979年関東プロ
青木は「青木時代」という言葉が気に入らなかった。「1年だけじゃ“時代”なんてことは言えないよ。3年、4年と続いた時、はじめて時代と呼ばれるにふさわしい。オレはまだ、そこまでいっていない」と、コブシを握りしめながら青木は語ったことがある。「時代」と呼ばれるにふさわしい自分。青木はそれをみつめた。そして、今年のトーナメントがスタートした。中日クラウンズ、日本プロマッチ。昨年獲ったタイトルを今年も獲得し、「青木時代」へのステップを一歩ずつ積み重ねていった。