【中空アイアン】打感よし、フォルムよし、飛びもよし。知らぬ間に、こんなに進化していたのか!
振り返れば、新しい時代の始まりだったことがわかる。1980年。現代中空アイアンの祖「グランド・シルバード」が「フォーティーン」の創始者、竹林隆光氏によって開発された。低重心でボールが上がりやすく、ボリューミーな背面はウッドのように上下のミスにも強かった。それから8年。まだアイアンセットは3番からが定番で、ユーティリティもショートウッドも、キャビティアイアンでさえ一般的でないなか、竹林氏設計のプロギア「インテスト」が登場する。現在に通じるステンレスとカーボンのコラボヘッドは、その色合いから「タラコ」の愛称をつけられ大ヒット。広がりはじめた認知は、2002年の全英オープンをアーニー・エルスが...