プロテスト予選も開催するLPGA認定コース
「ゴルフ倶楽部 成田ハイツリー」(千葉県香取郡)
「ゴルフ倶楽部 成田ハイツリー」の開場は1978年。コース設計者は日本プロゴルフ殿堂の石井朝夫プロ。
100万㎡の広い敷地に、ゆったりと展開された丘陵コースで、グリーンはベントと高麗の2グリーン。全長7027㍎と距離もたっぷりです。
2010年からはLPGAの認定コースとなり、2016年・2019年にはプロテストも開催された、回りごたえ十分の本格コースです。
開場以来アパレル関連のメンバーが多く、クラブ全体にカジュアルな雰囲気が漂っているのも特色で、
一般的に名門コースといえば、ショートパンツにはハイソックス着用のようなドレスコードがあるものですが、「成田ハイツリー」では、20年以上前からハイソックスは不要です。
「自由なのに高級」という、日本のゴルフ場の中では珍しい会員による会員のためのゴルフクラブです。
では、入会費用を見てみましょう。
入会費用(正会員)
名変料/10万円
会員組合出資金/100万円
会員組合入会金/2万円
修繕積立金/30万円
現在の相場/15万円前後
その他
年会費/18万円
※会員組合出資金・修繕積立費 退会時返金
「ゴルフ倶楽部 成田ハイツリー」は、日本初のゴルフ場運営システム「匿名組合契約」を締結した珍しい運営形態のゴルフ場です。
会員が組織する会員組合がゴルフ場・運営会社を所有し運営しています。
メンバーは組合出資金100万円を支払った「組合員(オーナー)」であり、運営に対して「モノがいえる」というイメージでしょうか。情報公開もされた透明性の高さも特徴です。
費用の内訳をみていくと、まず、今から4~5年前に名変料が変更され10万円と大変手ごろになりました。
入会総額としては約160万円前後が必要ですが、会員組合出資金(100万円)、修繕積立金(30万円)は退会時に返金してもらえるので実質30万円前後ということができます。
目を引くのは18万円という年会費ですが、この費用はメンバーにとってどんなメリットがあるのでしょうか。
正会員わずか543名。
予約の取りやすさは抜群
「ゴルフ倶楽部 成田ハイツリー」は会員が運営するゴルフ場だけに、営利企業とは違い、利益を目的とした運営は行われていません。ゴルフ場のクオリティを維持することが目的とされています。
高額の年会費によって経営が支えられているので、多くのメンバーを募ったり、ビジターを積極的に集客する必要がありません。
そのため、メンバー数は18ホールのゴルフ場としては異例といえる543名という少なさで、今でも週末でも予約が取れないことがないそうです。
また、1日の組数にもゆとりがあるので、ホール間で待つことはほとんどなく、後続を気にしながらプレーする必要もありません。
四季を愛でながらのんびりプレーを楽しむことができます。
多くのメンバーシップコースではメンバータイムとして1日数組がメンバーのために確保されていますが、成田ハイツリーにはメンバータイムという発想がないそうです。
「今日は天気もいいしラウンドしに行こうかな」そんな気分で週末を過ごせるのは、とても魅力的ですね。
キャディ付きが基本だが、セルフプレーも可
クラブの特色といえる自由な雰囲気。
プレースタイルはキャディ付きが基本ですが、セルフでのプレーも可能です。
「自由」といえば、入会条件も同様です。開場以来女性メンバーも多く、国籍などの制限もありません。
メンバーはそれぞれの好みにあったイベントを開催し、自分に合ったイベントに気楽に参加しているといいます。
堅苦しさとは無縁の自由なクラブライフ。
高額年会費に応えるためにビジターの来場を制限し、「自由で高級」な雰囲気を維持していると言えます。
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