PGAツアーの「CIMBクラシック」を始め、アジアンツアーの「メイバンクマレーシアオープン」、USLPGAの「シムダービー LPGA」を開催する、マレーシアの首都クアラルンプールにある「TPCクアラルンプール」。PGAツアーを行うために改造され「TPC」の冠を持つ、日本から最も近いトーナメントコースだ。ゴルフダイジェスのトツアーセンターには、このコースをプレーできる旅企画があるが、まずは「TPCクアラルンプール」をチェックしてみよう。

TPCとは「トーナメント・プレーヤーズ・クラブ」のこと

「トーナメント・プレーヤーズ・クラブ」とは、PGAツアーを開催するためのコースのことで、あらかじめPGAツアーによる厳正なる審査の上認定され、PGAツアー自体が維持管理運営しているコースのこと。

TPCの冠がつくコースは、世界中で36コースしかない。PGAトーナメントがローテーションで開催される。よく耳にする有名な大会コースは、「TPCソーグラス」「TPCスコッツデール」「TPCボストン」などだろう。

日本から約7時間、クアラルンプール中心地から車で30分

東京から飛行機で約7時間半、大阪からは約7時間で到着する、マレーシアの首都クアラルンプール。その中心地から約8キロの住宅地郊外にある「TPCクアラルンプール」。

歴史

1991年 クアラルンプールゴルフ&カントリークラブとして誕生

2008年~2010年 パ―スロウ&ウインターゴルフデザインによって再設計

2016年 TPCの冠を称する新しいコースとして認定され「TPCクアラルンプール」と改名

コースはウエストとイーストの36ホール

ウエストコース(パー72 6969ヤード)
2008年10月に完成した、アメリカのリゾートコースを思わせる美しいコース。「CIMBクラシック」が行われているのが、このウエストコース。距離が長く、池やバンカーが各所に配置され、戦略性が求められるホールが多い。

画像: ウエスト1番 401ヤード パー4 ティショットは左バンカー群からフェードが打てたらベスト

ウエスト1番 401ヤード パー4 ティショットは左バンカー群からフェードが打てたらベスト

画像: ウエスト9番 403ヤード パー4 アンジュレーションのあるフェアウェイと砲台グリーンが特徴

ウエスト9番 403ヤード パー4 アンジュレーションのあるフェアウェイと砲台グリーンが特徴

画像: ウエスト12番(手前グリーン) 479ヤード パー4

ウエスト12番(手前グリーン) 479ヤード パー4 

画像: ウエスト13番 459ヤード パー4 フェアウェイバンカーはないが、ずっと上りの距離がある難ホール

ウエスト13番 459ヤード パー4 フェアウェイバンカーはないが、ずっと上りの距離がある難ホール

イーストコース(パー71 6700ヤード)
USLPGAの「シムダービー」が行われている。一年中、たくさんの花が彩る美しいコース。自然保護区に指定されているため、野生生物や鳥類などが生息していて、珍しい動植物を見ることもできる。

画像: イースト4番 346ヤード パー4 距離は短いが、縦長のグリーンを狙うセカンドが難しい

イースト4番 346ヤード パー4 距離は短いが、縦長のグリーンを狙うセカンドが難しい

2016年CIMBクラシックでは松山英樹が2位に

2013年から78人の選手が4日間戦うPGAツアーの公式大会に格上げされ、優勝者には翌年のマスターズ出場資格も与えられるようになった「CIMBクラシック」。

2013年と2014年の大会を連覇したのはライアン・ムーア、2015年と2016年の大会を連覇したのはジャスティン・トーマス。そして、その2016年大会で出場した松山英樹と石川遼は、松山2位、石川10位タイとダブルトップ10入りした。

画像: 週刊GDのグラビアページにも掲載された

週刊GDのグラビアページにも掲載された

TPCクアラルンプール
10, Jalan 1/70D,Off Jalan Bukit Kiara,60000 Kuala Lumpur Malaysia
☎603‐2011‐9188
開場:1991年
元設計:ロビン・ネルソン、ニール・ハワース、ロドニー・ライト
改修:テッド・パースロウ、ジェフ・パースロウ
公式ホームページはコチラ

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画像: クアラルンプールにある屋台

クアラルンプールにある屋台

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