トーナメントコースを目指して改造、那覇市内のホテルから車で1時間
「PGMゴルフリゾート沖縄」は男子ツアー「HEIWA×PGM CHAMPIONSHIP」の舞台にもなるトーナメントコース。コース改造を監修したのは世界の青木功氏です。
残念ながら土日祝はツーサム不可ですが、平日ならツーサムで回ることができます。
折しも、私が訪れたのはトーナメントが行われた翌週。トーナメントの余韻は残っているでしょうか。
「PGMゴルフリゾート沖縄」へは那覇市内から車で1時間ほど。高速道路でも行けますが、それだと海から離れた島の中央部分を走っていくことに。
せっかくなら沖縄の街並みや海を見ながら行きたかったので、時間に余裕を見つつ一般道の国道58号線でむかうことに。
国道85号線は主に海沿いを行く道路で、しばらく山間を走ったりしますが、海風を浴びながら走ることができます。
枝道のように海の方へ伸びる道もあるので、時間に余裕があればふらりとビーチサイドの小さな道にそれてみるのも気持ちがいいです。
全国に12しかないグランPGMのひとつ
「PGMゴルフリゾート沖縄」に到着
PGMが厳選したラグジュアリーコース「グランPGM」のひとつ、「PGMゴルフリゾート沖縄」。クラブハウスもコースもピッカピカです。
明るい陽射しが差し込むロビーは、開放感が抜群です。ひとつひとつの調度品から高級感を感じます。
海を一望できる人気の「デイゴコース」へ
「PGMゴルフリゾート沖縄」には、それぞれ9ホールの「デイゴ」「ハイビスカス」「ブーゲンビリア」の3コースがあります。
海を一望できるホールが多く、県外のゴルファーに大人気という「デイゴコース」へ。海を臨むデイゴコースとハイビスカスコースを組み合わせるのが定番だとか。
当日は時折曇ったりもしましたが、おおむね快晴。ただし、写真で伝わるでしょうか、とにかく風がとても強い。
11月~3月の沖縄はゴルファーにとってベストシーズンではありますが、この時期の沖縄は、風が強く吹くことが多いのだそう(PGMゴルフリゾートの場合は主に海からの風)。これも沖縄ゴルフらしさといえば、沖縄らしさですね。
当日はツーサムでラウンドしている方たちがすごく多かったですが、皆さん、風に翻弄されつつも楽しそうに回ってました。
それでは肝心のコースを紹介していきましょう。
デイゴコース 1H(P5)
Regular 495Y
Ladies 433Y
デイゴコースの1Hは海に向かって豪快に打ち下ろすパー5。沖縄ゴルフを絵に描いたようなスタートホール。左右OBですが写真よりずっと広く感じるので、思い切ってドライバーを振っていけます。海からのアゲンストに負けない球を打ちたいものです。
こちらがレディスティからの眺め。レギュラーティから60ヤードほど前になりますが、コースの見え方は大きく変わりません。距離もしっかりあります。
トーナメントが終わったばかり。バンカーの砂は真っ白でサラサラです。
トーナメントコースだけあって、全体的にガードバンカーは深く、グリーンにもアンジュレーションがしっかり。ちなみに、コース内へのカートの乗り入れは不可でした。
PGMゴルフリゾート沖縄に興味をもったら、ゴルフへ行こう↓
【特典】
このツアーをWEBからお問い合わせいただくと、もれなくオリジナル旅行雑誌「ゴルフダイジェスト・トラベラー」最新号をプレゼント!
デイゴコース 2H(P4)
Regular 325Y
Ladies 272Y
つづいても海が一望できる絶景ホール。このホールはフェアウェイ右サイドのバンカーが有名ですね。教会の椅子のような形をしているのでチャーチバンカーと呼ばれるそう。
こちらがレディスティからの眺め。レギュラーティと同じく、チャーチバンカーがちょうど入れ頃の距離に。
ゴルフ場の中にはレディスティがずいぶん前にあり、レギュラーティとはまったく別のホールになっていることもありますが、デイゴコースは基本的にレギュラーティでも、レディスティでも、同じ戦略性を持ってプレーできます。
やさしすぎるレディスティに抵抗のある女性でも思う存分楽しめそうです。
思い立ったらすぐ沖縄! 毎日出発可能プラン↓
ラフは通年ロストボールしない程度の長さ
トーナメントの翌週でもラフの長さはご覧の通り。沖縄ではどのコースもキャディさんが不足気味ででセルフで回るゴルファーが多いのです。ツーサムだとボールを探す人手も少なく、ラフを長くすると詰まってしまう、ただし湿り気のあるラフは侮れません。
ただし、下の写真のように細く長い洋芝がフェアウェイを斜めに横切っているホールなどもあり、メリハリのあるプレーが楽しめます。
7H (P3)
Regular 176Y
Ladies 120Y
7番ホールはデイゴコースでは珍しい池が絡むホール。レギュラーティから176Yと距離はあり、海からの風がフォローなのか、横風なのか、判断が難しいです。
レディスティからだと池はほとんど影響なし。距離的に越えられないハザードがないのもいいですね。とはいえ、グリーン周りには大きなバンカーが待ち受け、ミスには厳しいです。
2泊3日2プレーの優雅なゴルフ旅はこちら↓
デイゴコース 9H(P5)
Regular 465Y
Ladies 394Y
デイゴコースを15時ごろスタートした最終組についていく形でコースを回っていましたが、9Hにたどり着くころには日も傾きはじめ、空がうっすらと赤く色づきはじめました。
デイゴコース9番ホールは、クラブハウスに向かって打ちあげていくロングホール。豪快に飛ばせば2オンのチャンスもありそう。
グリーン上はナイター設備に照らされ、トーナメントで使用した看板も残されているので、気分はまるでプレーオフを戦うプロのよう。もしかしたら年内は看板がそのまま残っているかもとのこと。記念撮影にもいいですね。
リゾートステイの3日間2プレー↓
沖縄はスループレー。ハーフ上がると軽食購入
沖縄では途中にランチタイムを挟まないスループレーが基本なので、プレーヤーはスタート前または9ホールを上がったあとで、こちらのハウスで軽食やドリンクを仕入れていきます。
こちらもおすすめ! ゴルフダイジェストの沖縄ゴルフ旅行
リゾートゴルフであっても戦略性を求めるゴルファーにぴったり
沖縄らしい絶景が楽しめることに加えて、コースの戦略性、メンテナンスは言うことなし。クラブハウスも豪華ですし、大人のゴルフ旅、はじめての沖縄ゴルフにぴったりのゴルフ場だと思います。唯一の弱点を上げるとすれば、ドライビングレンジがないことでしょうか。
海から吹く風の強さによって難易度は大きく変わりますが、沖縄ゴルフの醍醐味を満喫できること間違いありません!
PGMゴルフリゾート沖縄を回る沖縄ゴルフ旅行です!
PGMゴルフリゾート沖縄
27H・9303Y・P108
沖縄県国頭郡恩納村字冨着1043
TEL:098-965-1100
コース設計:松山桂司
コース改造監修:青木功
開場日:1972年11月7日
沖縄に行くなら、ゴルフダイジェスト・ツアーセンターにおまかせ!
ゴルフ旅行のことならお任せ。ゴルフダイジェストツアーセンターへお気軽にお問い合わせください。