まずは、シンガポールの気候から
熱帯気候のシンガポールに四季はありません。年中真夏だと思ってよいと思います。とはいえ、日中の最高気温は最高が32~33度と、近頃の日本の真夏の猛暑よりはずっと過ごしやすいです。朝晩の最低気温は24~25度ほどとエアコンをかけなくてもいいくらい。
シンガポール・ゴルフの特徴
ゴルフ場へは、My傘を持参
日本と違うのは、雨が降るとすれば雷を伴ったスコールであるということ。降りだしたらゴルフは中断。避難小屋で雷と雨雲が去るまで30分くらいじっと待つという場合もあります。
シンガポールの落雷は単位面積あたり世界一とも言われます。警報がなったら必ず避難小屋に逃げましょう。
シンガポールのゴルフ場では日本のゴルフ場のように傘の貸し出しを行っていないケースが多いです。雨にそなえてキャディバッグに傘を入れておきましょう。
シンガポールでは、カートでスループレーが基本
ほぼ赤道直下に位置するシンガポールは、年間を通して日照時間がほぼ均一です。朝は7時に明るくなり、夜は7時で暗くなります。
プレースタイルは18Hスループレーが基本。陽が長いので1日2Rもまったく問題ありません。2人乗りのカートでラウンドするのが一般的。ちなみにカートのことは「バギー」と呼びます。
ゴルフ場はどこも近い! 時間を有効に使えます
国の面積が東京より少し大きいくらい。どのゴルフ場へ行く場合でも、市内中心部から近いコースなら車で20分、遠いコースでも40分程度で行くことができます。朝もゆっくりホテルを出ればいいので、ゆっくり朝食をとったり、散歩したりと、時間を有意義に使えます。
コースコンディションは東南アジア随一
シンガポール島内のゴルフ場はどこもコースコンディションが良好。プレーフィが近隣のマレーシアやインドネシアよりも高いこともありますが、その分、メンテナンスが行き届いたコースでプレーが楽しめます。
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シンガポールのおすすめゴルフ場
コースは異国情緒たっぷり。珍しい生き物と出会えるかも
海外でプレーするなら、コースで過ごす時間も旅の一部。その土地の風土を感じながらプレーしたいもの。
シンガポールでは、南国のゴルフ場らしくコースにいろいろな動物がいます。サルやイグアナが多いですが、ワニや孔雀を見かけることも。
上手く写真に撮れたらゴルフ仲間へのいい土産話になりそうです。
おすすめコース
マリーナベイGC
シンガポールのシンボル「マリーナベイサンズ」にほど近い、海沿いコース。市の中心部からは至近距離にあります。ナイターゴルフも楽しめます。
小さなポットバンカー群や、アイランドグリーンのパー3、700ヤード級のパー6など、いつもとは一味違ったゴルフが楽しめるコースです。
おすすめコース
セントーサGC
シンガポールから橋でつながるセントーサ島にあるゴルフ場。海沿いに広がるコースでは、近代的な高層ビル群を眺めながらプレーが楽しめます。最近では日本のプロも多く出場する「SMBCシンガポールオープン」の舞台としても知られるようになってきました。
設計は美しい景観デザインの第一人者、ロナルド・フリーム。芝生の緑色に港湾都市の借景が映える絶景ゴルフ場です。その美しさとは裏腹にとても難しいのも特徴です。
おすすめコース
ラグーナナショナルゴルフ&CC
日本ではありえないようなフェアウェイやグリーン周りの起伏、大きなアンジュレーションのグリーン、200個をゆうに超すバンカー…。
地元ゴルファーの間では「ビースト」と呼ばれるモンスターコースです。
ジュニアやシニアが楽しめる5000㍎前後のティ、7400㍎を超すチャンピオンティなど、腕前に合わせてティが選べます。
おすすめコース(番外編)
リアビンタンGC
シンガポールからフェリーで1時間ほどのビンタン島にある有名なゴルフ場です。シンガポールへゴルフ旅行に行くなら、ぜひ回ってほしいコースのひとつですが、正確にはインドネシアになります。
コースの特徴は、大自然のジャングルと南シナ海のシーサイド、両方が楽しめるということ。設計はあのゲイリー・プレーヤーです。
コースのコンディションは極上で、フェアウエイの芝生、グリーンのスピード、いずれも最高。シンガポール島内の名門コースと互角と言えます。
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シンガポール・ゴルフの注意点
とにかく日差しが強いので、熱中症や日焼け対策は重要です。スポーツドリンクや水は多めに用意、滞在終盤で現地に慣れたと思っても、日焼け止めはちゃんと塗りましょう。
ドレスコードはそれほど厳しくないので、、男性なら半ズボンにショートソックス、アームカバーなどが標準的なスタイル、ただし襟つきのものを選び、すそはズボンに入れて行きましょう。
シンガポールへのゴルフ旅
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