【夏のゴルフ旅 in ニセコ①】羊蹄山を間近に望むリゾートコース＜ニセコビレッジゴルフコース＞

2023-07-24

江間孝子 @ ゴルフへ行こうWEB

北海道の空の玄関口・新千歳空港から車で約２時間、羊蹄山の麓に位置し、世界的なスノーリゾートとして人気のニセコは、近年、ラグジュアリーステイやゴルフも楽しめる大人のリゾートとして注目されています。そこで今回は、雄大な自然を満喫できるニセコのゴルフコースをご紹介します。

ヒルトンニセコビレッジ併設の本格リゾートコース

“蝦夷富士”と言われる羊蹄山を間近に望み、名峰ニセコアンヌプリの山麓に広がるマウンテンリゾート「ニセコビレッジリゾート」。複数の宿泊施設やショッピング施設、冬にはスキーやスノーボートも楽しめる本格リゾート内にあるのが、「ニセコビレッジゴルフコース」です。

リゾート内の「ヒルトンニセコビレッジ」に併設しているため、ホテルに滞在しゴルフを楽しむゲストが多いですが、ビジターでもプレーも可能。また、ニセコという土地柄国際色も豊かで、取材に訪れたこの日も海外からのゲストが多数プレーを楽しんでいました。

画像: 標高260ｍの位置に広がるゴルフコースは、夏でも30℃を超えることなく快適にプレーが楽しめる。 — 標高260ｍの位置に広がるゴルフコースは、夏でも30℃を超えることなく快適にプレーが楽しめる。

美しさと戦略性の高さを兼ね備えた、変化に富む18ホール

雄大な自然をなぞるように設計された18ホールは変化に富み、ワールドゴルフアワード「ジャパン・ベストゴルフコース部門」で6度目の最優秀賞を受賞。美しさだけでなく戦略性の高さを兼ね備えていることで世界的にも高く評価されています。

印象的なホールはいくつもありますが、アウトコースなら４番パー３。正面に羊蹄山を望みフェアウェイにはクリークが流れ、白樺の木立に包まれた、まるで風景画のようなレイアウト。素晴らしい景観が目の前に広がり、ニセコでのゴルフの醍醐味を感じることができます。ただし、油断は禁物！　グリーン左サイドには大きな池を配し、ショットの正確性も問われるホールでもあります。

画像: やや打ち下ろしの4番パー３。ティーイングエリアからは風光明媚な景色が広がる。 — やや打ち下ろしの4番パー３。ティーイングエリアからは風光明媚な景色が広がる。

自然の起伏を生かしたレイアウト、ビギナーから上級者まで楽しめる

インコース10番ホールは、721ヤードのパー６。ヒルトンニセコビレッジを背に、ダイナミックなゴルフが楽しめる名物ホールの一つです。どのホールもフェアウェイは広く開放的なので、気持ちよくティーショットが打てますが、随所にバンカーや池、そして自然の起伏を生かしたアンジュレーションがあり、見た目の美しさとは対照的に、上級者でも攻略し甲斐があるホールが続きます。

画像: 721ヤード、名物ホール10番パー6。 — 721ヤード、名物ホール10番パー6。

画像: 池とバンカーに囲まれたアイランドグリーンが印象的な11番パー4。 — 池とバンカーに囲まれたアイランドグリーンが印象的な11番パー4。

画像: 6つのバンカーに囲まれたグリーンが特徴の17番パー3。 — 6つのバンカーに囲まれたグリーンが特徴の17番パー3。

まるでヨーロッパの公園のような美しさ

ホール間は、白樺やから松をはじめとする北海道特有の木々でゆるやかにセパレートされていますが、開放感があり、まるでヨーロッパの緑豊かな公園の中でプレーをしているかのよう。手入れに行き届いた美しいフェアウェイには乗用カートで乗り入れができ、ニセコの爽やかな風を感じながら、リゾートらしい開放感に満ちたゴルフが楽しめます。