【夏のゴルフ旅 in ニセコ②】大自然の美しさと高い戦略性を誇る品格ある18ホール＜HANAZONO GOLF＞

2023-07-28

江間孝子 @ ゴルフへ行こうWEB

北海道でのゴルフは札幌や千歳近郊でのプレーが人気ですが、北海道らしい大自然とリゾートライフをたっぷり味わうならニセコがお勧め。真夏でも平均最高気温が27℃程度、秋は紅葉も楽しめます。今回は、美しい森と清流に包まれた「ニセコ HANAZONO リゾート」内にあるゴルフコースをご紹介します。

上質な空間が広がるクラブハウス

ニセコアンヌプリを主峰に持つニセコ連峰に囲まれ、ニセコ随一の眺望が自慢の「ニセコ HANAZONO リゾート」。その絶景に包まれた好立地に広がるのが「HANAZONO GOLF」です。
中央の小塔とブルーの屋根が印象的なクラシカルなクラブハウスは、2019年に内部をリニューアル。一歩足を踏み入れると、上質な調度品を設えたラグジュアリーな空間が広がり、全面ガラス張りのロビーラウンジからは雄大な羊蹄山を眺めることができます。

画像: ブルーの屋根と白壁が美しいクラブハウス。 — ブルーの屋根と白壁が美しいクラブハウス。

画像: ゆとりのあるロビーは、白樺などの木材も使い温かさを感じる。 — ゆとりのあるロビーは、白樺などの木材も使い温かさを感じる。

画像: ロビーラウンジからは羊蹄山とコースが一望できる。 — ロビーラウンジからは羊蹄山とコースが一望できる。

名匠・宮澤長平がデザインした、品格と戦略性に優れたコース

18ホールから成るコースは、名匠・宮澤長平による設計。あるがままの大自然と調和したコースは品格と美しさを持ち、リゾートらしい開放感の中で気持ちよくプレーすることができます。
コース全体でフェアウェイバンカーは1つもなく、広いフェアウェイに向かって豪快なショットが楽しめますが、バンカーや池、ドライクリークなどが散りばめられ難度も高く、ビギナーから上級者まで実力に応じて楽しめるレイアウトを得意とした、宮澤らしさを感じるコースともいえます。

画像: 周囲の自然と一体化した美しいレイアウト。 — 周囲の自然と一体化した美しいレイアウト。

画像: 高級絨毯のような美しいフェアウェイはケンタッキーブルーグラスを使用。 — 高級絨毯のような美しいフェアウェイはケンタッキーブルーグラスを使用。

グリーン周りに11個のバンカーが連なる15番パー4

アウトコースは、比較的フラットで白樺などの木々でセパレートされた林間コースですが、インコースは打ち上げや打ち下ろしホールもある丘陵コース。グリーン周りに5つのバンカーを配する12番パー４、クリーク越えの豪快な打ち下ろしが楽しめる17番パー３など特徴あるホールが続きます。
名物ホールの一つ15番パー４には、なんとグリーン周りに11個のバンカーが！　バンカーショットが苦手な人には手強いホールですが、落ち着いてパーオンを狙っていきましょう！

画像: アウトコースの名物ホール、フェアウェイ中央に立つシンボルツリーが印象的な6番パー4。 — アウトコースの名物ホール、フェアウェイ中央に立つシンボルツリーが印象的な6番パー4。

画像: キレイに整列された5つのバンカーがグリーン周りに配された12番パー4。 — キレイに整列された5つのバンカーがグリーン周りに配された12番パー4。

画像: 11個のバンカーがグリーン周りに点在する15番パー4。 — 11個のバンカーがグリーン周りに点在する15番パー4。

画像: クリークと池、グリーン奥にはバンカーを配した17番パー3。 — クリークと池、グリーン奥にはバンカーを配した17番パー3。

薪窯で焼き上げたピザとワインでゴルフ談義を！

クラブハウスは居心地がよく、ゆったり寛げる空間が備わっているのも魅力です。
プレーの後は、ぜひクラブハウスレストランへ。リゾート内の宿泊施設「パークハイアットニセコHANAZONO」が運営するレストランなので、味はお墨付き。薪窯で焼いたピザは自慢の一品です。実は、ホテルダイニングで提供されているメニューの一部も用意されており、レストランだけの利用で訪れるゲストも多いそうです。地ビールやワインとともに、ゴルフ談義に花を咲かせながら、美食体験も楽しんで！

画像: 高温の薪窯で焼き上げたピザは絶品！ — 高温の薪窯で焼き上げたピザは絶品！

「いつでもゴルフができる、そんな環境を整えています」

「ニセコ HANAZONO リゾート」は、ゴルフ以外にも今話題のメガジップライン「HANAZONO ZIPFLIGHT」をはじめとする様々なアウトドアアクティビティがあり、家族連れにも人気ですが、ゴルフ未経験でもゴルフをする家族とともにラウンドできる工夫があるそうです。

「家族でニセコに遊びに来ても、ゴルフをする人としない人とは別行動になってしまうケースがある。そんなときに、ゴルフをしない人が気軽にラウンドできたら一緒に行動できるのではないかと考え“ビギナーティー”を設置しました。初心者にちなんで“カメ”のマークです。ゴルフ未経験でも、アプローチやパッティングなら楽しめますよね」（加藤恭雄支配人）

また、リゾートに滞在している人が「今日はゴルフしたい」と思ったときに、いつでもゴルフができるよう、練習グリーンなどはいつでも使用可能。レベルに応じたレンタルクラブも用意されているそうで、思い立ったらいつでもゴルフができる環境を整えているそうです。「リゾートにいてもゴルフができる、初心者でもゴルフが楽しめる。そういう環境を作ることで、少しずつでもゴルフの裾野を広げていきたいと思っています」（加藤支配人）。