ひっかけの原因! ターゲットを「真っすぐ見る」ことができない構え
![画像1: 【パット】短い距離をひっかけるのは、両目の位置に問題あり。構えを直すのがカンタンです!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/f443fd02dc6d8a406e80b3348d6578be6c53ebe7_xlarge.jpg)
![画像2: 【パット】短い距離をひっかけるのは、両目の位置に問題あり。構えを直すのがカンタンです!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/d4b0f815ddaf6acc4d51bec8fa7183d0a4c6e92a_xlarge.jpg)
![画像3: 【パット】短い距離をひっかけるのは、両目の位置に問題あり。構えを直すのがカンタンです!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/42ebd9f99f09482dcd079edc977f1cfaa4d6afe9_xlarge.jpg)
![画像4: 【パット】短い距離をひっかけるのは、両目の位置に問題あり。構えを直すのがカンタンです!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/9f9e34cb819016067354d11a41b2e30d22b77a6f_xlarge.jpg)
![画像5: 【パット】短い距離をひっかけるのは、両目の位置に問題あり。構えを直すのがカンタンです!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/456113cd9d003c99f33dee3e25daa5f1316cc83c_xlarge.jpg)
前傾のしすぎで、両目の位置がボールの外側に出ていた
ストローク自体は安定している。ただし、少しだけ上体の前傾が深すぎるために、ヘッドをストレートに動かそうとすると、トップとフォローで、体とひじの一体感が失われやすい。
大河原 ショートパットが苦手で、引っかけて外してしまうことが多いです。
吉田 パッティングのときに、どんなことに気をつけていますか。
大河原 下半身をどっしり構えることとか、ストローク中は上半身を揺らさないこととか、ヘッドはイン・トゥ・インに振ることとか、でしょうか。
吉田 なるほど。やろうとしていることは、概ねできているようです。ただし、アドレスで、上体がかがみすぎているのが気になります。そのせいで、目線の位置がボールよりも外側になっているので、真っすぐ構えていても、カップを見たときに、左にあるように見えてしまうんです。
大河原 それで、無意識にヘッドを左に引っ張っちゃうんですね。
![画像: 構えた時に目線がボールよりも外側にある](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/a2a1315140135facd85d5e069a1d479208ac740a_xlarge.jpg)
構えた時に目線がボールよりも外側にある
吉田 パッティングのアドレスは、最初に自分が構えやすい形を作って、それにボールを当てはめるのではなくて、ボール位置を基準に、目線の位置や、前傾角が適正になるように形を作るほうがいいんです。
大河原 なるほど。
吉田 大河原さんの場合、もっと上体を起こして、そのぶん、ボールに近づいて構えるほうがいいです。
![画像: 今のアドレスだとターゲットが左にあるように見える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/77962a76d38eeb3d4a891b526283fc3fc361ba58_xlarge.jpg)
今のアドレスだとターゲットが左にあるように見える
大河原 確かに、目線の位置がボールの真上にくると、カップを見たときに、きちんと真っすぐ構えられている感じがします。
吉田 その構えならカット軌道にならないですし、かがんで構えるよりも振り子の「腕」が長くなるので、より自然なイン・トゥ・インのストロークになります。
まずは基本のアドレスから
![画像: 両ももに手を置いたまま前傾していく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/77b3ffcf45c3525d6f8b28e6269ac4d68900ea84_xlarge.jpg)
両ももに手を置いたまま前傾していく
![画像: 手がひざ上にきたら腕をだらりとさせる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/e095113ba75ecc1936a1ca9778bbd7579fb205a4_xlarge.jpg)
手がひざ上にきたら腕をだらりとさせる
![画像: 両手を合わせその位置でグリップ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/7f86e50c4a381d1ce5d32fe69fdf69d63bb879fa_xlarge.jpg)
両手を合わせその位置でグリップ
太ももの前に両手を当て、手をスライドさせながら上体を前傾させていき、手がひざよりも少し上のところにきたところで前傾をストップ。肩から腕をだらりとさせ、その位置でグリップすると、正しい構えになる。
支点の位置が高くなりストレートに振りやすくなる
![画像: 支点の位置が高くなりストレートに振りやすくなる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/d9aa58ecbe0decc742adb686427d015822cb553d_xlarge.jpg)
かがみすぎを直して、適正な前傾角で構えると、目線の位置、振り子の支点の位置が高くなり、カップも見やすく、よりストレートなストロークがしやすくなります。
![画像: 【教える人】吉田洋一郎プロ 本誌連載「Dr.クォンの反力打法」でおなじみ。D・レッドベターをはじめ、世界の名コーチのもとを訪れ、最新理論を直接吸収。探求・研究に余念がないスウィング構築のスペシャリスト。トータルゴルフフィットネスでレッスンを展開中](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/0a7018fd05ddd4d14fe376ec975ddecde888ff6a_xlarge.jpg)
【教える人】吉田洋一郎プロ
本誌連載「Dr.クォンの反力打法」でおなじみ。D・レッドベターをはじめ、世界の名コーチのもとを訪れ、最新理論を直接吸収。探求・研究に余念がないスウィング構築のスペシャリスト。トータルゴルフフィットネスでレッスンを展開中
![画像: 【教わる人】大河原一義さん 63歳/ゴルフ歴35年 平均スコア89](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/07/24/6e2c945e0757443c5e4d5359a09caa99a6054121_xlarge.jpg)
【教わる人】大河原一義さん
63歳/ゴルフ歴35年
平均スコア89
PHOTO/Yasuo Masuda
TEXT/Daisei Sugawara
週刊GD2018年7月24日号 ゴルフジムより