こうづまじんいちろう/1994年生まれ鹿児島県出身。12年プロ転向。16、17年とシード権を獲得。今季はここまで7位Tが最高位。残りシーズンで念願のツアー初優勝を目指す。(バッグに入ったドライバーから、新ドライバーへのスイッチを決めた)
気持ちよく振って“自然につかまる”これが決め手です
「新しいドライバーは、フェースにくっつく感覚があり、つかまりがとてもいい。ナチュラルに打てば、ドローになるところが気に入っています。もちろん、フェードもインパクトでフェースの逃がし方を少し変えていくだけで、簡単に打てるんです」
「とても操作性が高いクラブだと思いますね。自分は、つかまりすぎるクラブはあまり好きではないので、つかまらないようにスウィングで調整していましたが、このクラブは適度につかまるので、スウィングをいじる必要がありません。スライスに悩む人は、自然に振ればつかまるので、とても合うと思いますよ」
飛距離も今までのクラブと比べて「伸びている実感」があるという。
アゲンストにも負けない強弾道が打てる

慣れ親しんだZ565からZ785へ。シーズン中の投入を決意
「スピン量が安定していて中弾道で飛んでいきます。飛距離は10ヤードくらい伸びました。この10ヤードは大きいですよ」
「シャフトとのマッチングもよく、切り返しで適度なしなりを感じられるので、気持ちよく振り抜くことができます」。
10ヤード伸びた新ドライバーで目指すのは、念願のツアー初優勝。
高弾道でピンが狙える、不動のUT(19度)

ユーティリィティは一貫して「Z-H65」。「打点がズレても飛距離がばらつかず、計算できるクラブです」
ロングアイアンはやさしい“5”シリーズ

アイアンは5番まではキャビティ。6番以降は操作性を求めマッスルバックを使っている
クリーブランドの“松山モデル”をアレンジしたウェッジ

ウェッジは契約メーカーの先輩プロ松山英樹が製作に関わった「588 RTX 2.0」

自分に合うよう、58度のネック部に削りを入れている
入れようと思わなくても入るパター

「ダンロップ・スリクソン福島」3日目には、5連続を含む12バーディ。「入れようと思わなくても、入った」と信頼を寄せる一本
番手によって最新モデルと旧モデルが混在

PHOTO/Masaaki Nishimoto
週刊GD9月4日より