レクサス初のプレミアムラグジュアリークーペ、LCが日本に登場したのが2017年3月。その後、レクサスLCの「モンスターバージョンが出るのでは」といったウワサがあったが、いよいよ現実となった! 4リッターV8ツインターボエンジンを搭載したレクサスLC Fがドイツ郊外で公道テストを始めた。
600馬力以上のスペック!モンスターレクサスだ
![画像: クルマ雑誌、ホリデーオート2017年7月号で掲載された予想CG。今回目撃されたテスト車両にイメージはかなり近いが、実車にはボンネットのエアスクープは付いていないらしい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2018/08/23/49a62ed41ad4cddbd8d984a9129ce6fc36817cad_large.jpg#lz:xlarge)
クルマ雑誌、ホリデーオート2017年7月号で掲載された予想CG。今回目撃されたテスト車両にイメージはかなり近いが、実車にはボンネットのエアスクープは付いていないらしい
目撃した記者によれば、その姿はまさに異様というほどの威圧感だったという。
ワイドな全幅はさらに広がり、ボンネットフードは盛り上がってマッシブ感たっぷりに。専用にデザインされたフロントバンパーの左右には巨大なエアインテークが空き、奥にはインタークーラーが覗く。
ブレーキキャリパーはさらに大きなものが取り付けられており、カーボン製らしきドリルドローターも巨大だったとのこと。
![画像: レクサスの「F」モデルにお約束の、上下2列に並んだ2本出しマフラー。2020年と予想する発売時には、どんな姿で現れるのか……!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2018/08/23/9fa27a8c901c4e12484911252b66afd9c383432b_large.jpg#lz:xlarge)
レクサスの「F」モデルにお約束の、上下2列に並んだ2本出しマフラー。2020年と予想する発売時には、どんな姿で現れるのか……!
リアに回るとまず目を惹くのがFモデル共通の上下2本出しのマフラー。これが左右から顔を覗かせる。今後行われる高速テストなども踏まえて形状が決定されるためか、まだ暫定的だという。
肝心のエンジンは、新開発の4リッターV8ツインターボで間違いない。最高出力は600馬力以上、最大トルクも600Nmに迫る。組み合わされるトランスミッションは10速ATだろう。
おそらく、すでにニュルブルクリンクでの高速テストも開始され、これからあらゆるデータの収集が行われる。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。デビューまであと2年、とびきりのモンスタークーペに期待が高まる!