レクサス初のプレミアムラグジュアリークーペ、LCが日本に登場したのが2017年3月。その後、レクサスLCの「モンスターバージョンが出るのでは」といったウワサがあったが、いよいよ現実となった! 4リッターV8ツインターボエンジンを搭載したレクサスLC Fがドイツ郊外で公道テストを始めた。

600馬力以上のスペック!モンスターレクサスだ

画像: クルマ雑誌、ホリデーオート2017年7月号で掲載された予想CG。今回目撃されたテスト車両にイメージはかなり近いが、実車にはボンネットのエアスクープは付いていないらしい

クルマ雑誌、ホリデーオート2017年7月号で掲載された予想CG。今回目撃されたテスト車両にイメージはかなり近いが、実車にはボンネットのエアスクープは付いていないらしい

目撃した記者によれば、その姿はまさに異様というほどの威圧感だったという。

ワイドな全幅はさらに広がり、ボンネットフードは盛り上がってマッシブ感たっぷりに。専用にデザインされたフロントバンパーの左右には巨大なエアインテークが空き、奥にはインタークーラーが覗く。

ブレーキキャリパーはさらに大きなものが取り付けられており、カーボン製らしきドリルドローターも巨大だったとのこと。

画像: レクサスの「F」モデルにお約束の、上下2列に並んだ2本出しマフラー。2020年と予想する発売時には、どんな姿で現れるのか……!

レクサスの「F」モデルにお約束の、上下2列に並んだ2本出しマフラー。2020年と予想する発売時には、どんな姿で現れるのか……!

リアに回るとまず目を惹くのがFモデル共通の上下2本出しのマフラー。これが左右から顔を覗かせる。今後行われる高速テストなども踏まえて形状が決定されるためか、まだ暫定的だという。

肝心のエンジンは、新開発の4リッターV8ツインターボで間違いない。最高出力は600馬力以上、最大トルクも600Nmに迫る。組み合わされるトランスミッションは10速ATだろう。

おそらく、すでにニュルブルクリンクでの高速テストも開始され、これからあらゆるデータの収集が行われる。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。デビューまであと2年、とびきりのモンスタークーペに期待が高まる!

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