この夏、アメリカで開幕された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」で、ついに新型Z4 M40i First Editionが披露された!
3代目となる新型Z4。トヨタと共同開発されているモデルで、久しぶりの復活。あの新型スープラとシャシは共通だ。
今回披露されたのは、その最上級グレードと思われる「M40i」。外観のイメージは、2017年に公開されたコンセプトモデルにかなり近い。2代目で採用されたリトラクタブルハードトップを止め、初代と同じソフトトップが採用された。
フロントまわりは、ダイナミックな形のボンネットとフェンダー、大胆にくり抜かれたエアインテークが秘められたハイパフォーマンスを示唆している。
リアのトランクリッドはビルトインスポイラー形状を採用し、空力性能もハイレベルに仕立て上げられた。
いかにもサポートの良さそうなシートと、直線基調でハイテクなトリムの造形のインテリアは最新のBMWデザインのとおり。
さらに、新作のヘッドアップディスプレイは期待に応える仕上がり。iDriveもさらなる進化を遂げているようだ。
BMWは詳細の公表は避けたが、M40iに搭載されるエンジンは340psを発生する直6エンジンで、0→100km/hはわずか4.4秒であることだけは明らかにした。
電子制御ダンパーやM Sportブレーキシステム、さらに「M Sport ディファレンシャル」と呼ばれる新開発の差動制限装置も加わる模様。
来たる9月19日(米国時間)に発表、10月開催のパリサロンで正式発表、2019年春に販売が開始される予定だ。