2001年の日本オープンと2014年の日本プロを制している手嶋多一。クラブ選びは「自分の中にある『基本』を崩さない」が鉄則だというが……。
画像: てしまたいち/1968年生まれ福岡県出身。1994年にツアーデビューし、96年から昨季まで22年連続で賞金シードを獲得。昨年は史上11人目となる生涯獲得賞金10億円突破を達成した

てしまたいち/1968年生まれ福岡県出身。1994年にツアーデビューし、96年から昨季まで22年連続で賞金シードを獲得。昨年は史上11人目となる生涯獲得賞金10億円突破を達成した

50歳を前に心機一転!

22年ぶりの新5番ウッド「小さめヘッドで軽く振っても飛距離がでる」

「飛距離が出るタイプではないので、ウッドもアイアンも『幅の中』に飛んでくれる方向性がいいもの、持ち球のドローが打ちやすいクラブが基本です」と話す手嶋の14本の注目は、何といってもフェアウェウッドを新調したこと。

22年ぶりに新しい5Wがバッグに入った。「最近のFWは昔と比べ、ヘッドが大きく、球が上がらない感じがしていた。でも、この5Wはロフトが見えて安心感があり、使ってみると軽く打っても飛ぶし、球も上がる。久しぶりに替えようと思いました」

画像: 22年愛用した4Wに替えてバッグに入れた新しいミズノ プロトタイプ5W。「球を拾えるイメージで振れて飛ぶ」という

22年愛用した4Wに替えてバッグに入れた新しいミズノ プロトタイプ5W。「球を拾えるイメージで振れて飛ぶ」という

画像: こちらが22年間愛用した4W(ロフト18度)

こちらが22年間愛用した4W(ロフト18度)

ドライバーは昨季から使用している『ミズノMPドライバー プロトタイプ11』

「460ccの『プロトタイプ2』ではなく、435ccを選んだのは小さめのヘッドで操作性を重視したから。シャフトは重く軟らかいもので、インパクトでできるだけ球が引っついてくれる感じがします」というドロー仕様だ。

画像: 昨季から使用の『ミズノ MPドライバー プロトタイプ1』。「ドローが打ちやすいヘッドで、飛距離も伸びた」とすっかり手になじんできた。

昨季から使用の『ミズノ MPドライバー プロトタイプ1』。「ドローが打ちやすいヘッドで、飛距離も伸びた」とすっかり手になじんできた。

アイアンは、やさしさを重視して「ミズノプロ319プロト」をテスト中

アイアンも今秋発売した「ミズノプロ 319」のプロトタイプをテスト中。「重心が下にあるので球が上がりやすい。形状はセミグースでドローが打ちやすい」と手嶋。

画像: アイアンはこれまでのブレードタイプから「ウッドと同じ流れで」とハーフキャビティを選択。現在は写真のプロトタイプをテスト中だ

アイアンはこれまでのブレードタイプから「ウッドと同じ流れで」とハーフキャビティを選択。現在は写真のプロトタイプをテスト中だ

アイアン流れの「PW」に「ミズノプロS18」の54度と60度

画像: 54度、60度の2本。54度とPWでロフトピッチが空いているが、PWのスウィングの強弱で距離感を調整している

54度、60度の2本。54度とPWでロフトピッチが空いているが、PWのスウィングの強弱で距離感を調整している

打感をしっかり感じたいので軽めのスコッティキャメロン「ニューポート2」を12年使用

画像: 「パターは12年間使っています。強めにパチンと打ちたいので、今主流の350グラムのものは合わない」と、330~340グラムの軽量感を重視している

「パターは12年間使っています。強めにパチンと打ちたいので、今主流の350グラムのものは合わない」と、330~340グラムの軽量感を重視している

今月で50歳になる男子ツアー界のレジェンドは、ギアの見直しで“もう一花”咲かせるつもりだ。

クラブに“仕事をさせる”セッティング

画像: アイアンはミズノプロ319プロトをテスト中。並行してミズノプロ118を使う

アイアンはミズノプロ319プロトをテスト中。並行してミズノプロ118を使う

PHOTO/Shinji Osawa

週刊GD2018年10月23日号より

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