シード復活を目指して、今シーズンを戦っている金田久美子。後半戦に入って、ドライバーをゼクシオから新しいスリクソンへスイッチした。これからの巻き返しを目論んでの変更というが、その理由を聞いてみた。
「打感と顔がよくて、飛距離が出ます!」、新しいスリクソン
「ドライバーはずっと何シーズンもゼクシオでしたが、シーズン中に新しいスリクソンZ785にスイッチしました。Z785は打感がとてもよく、構えたときの見た目も締まった感じがします。飛距離も出て、やさしいので、思い切って替えました」
アイアンはゼクシオテン。ウェッジからの流れでPWだけスリクソン
スリクソンとゼクシオが同居しているセッティングとなった金田。目を引くのがアイアンだ、6番から9番がゼクシオ テンにもかかわらず、PWだけがなぜかスリクソンZ565。
「アイアンは、簡単に球が上がってくれるゼクシオを使っています。PWだけがスリクソンなのは、アイアンからの流れというよりも、ウェッジからの流れです。トップラインが薄めで小ぶりなヘッドのほうが、スピンをかけやすい感じがあるんです」。
もっとも信頼し、使用頻度も高い4UT、スリクソンZ H65
「スリクソンは4UTを使っていますが、このUTは私のなかでは、もっとも頼りにしているクラブです。前後のミスが少なくて、左右の曲がり幅も少ない。コントロールしやすく球も上がるので、しっかりグリーンを狙っていけるクラブなんです」
48、54、58度。クリーブランドとフォーティーンのコンビネーション
長年愛用のエースパター
シーズン終盤へ向け、シード権争いの真っただ中にいる金田。硬軟入り混じるセッティングで、復活シードを期している。
ゼクシオとスリクソンを自由自在に取り込む「KUMI」流セット
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2018年11月6日号より