3年連続でツアーのシード権をとった大堀裕次郎プロ、2019年は初優勝が期待される若手のひとり。182センチの長身から繰り出されるドライバーショットが魅力だが、本人は「むしろ、ティショットは苦手ですね」と話す。大堀の14本を覗いた。
ゆったり振っても飛ぶエース「ゼクシオナイン」ドライバー
「ときどき曲げてしまうときがあるティショットは、僕の課題です。できるだけやさしく打ちたいので、エースは『ゼクシオ ナイン』です」
ミスの度合いを抑え「楽に飛距離が出せること」がその理由。「ゆったり振りたいので、自分のスウィングとマッチしていると感じています。フェースの向きをスクェアに調整して、つかまりすぎを防いでいます」
ドライバーに関しては、今は使い慣れたゼクシオを入れているが、スリクソンZシリーズなど新モデルのテストを続けていると話す。そして、ドライバー以上にこだわっているのが、ボールだ。
「スコアメークの上で、グリーン周りのリカバリーが重要になりますが、その手助けになっているのがこの『ZスターXV』です」
「以前のボール以上に、グリーン周りでスピンがしっかり入ります。でも、スピンが入りすぎて戻ってしまうこともないので、イメージどおりの球が打てます。新しいボールのおかげでアプローチはもちろん、ドライバーの球筋も安定しました」
新兵器とともに悲願の初優勝を狙っている。
ティショットでも威力を発揮「スリクソンZ U85」
4Iはやさしさ重視「Z-585」、5Iから「Z965」
3本のウェッジであらゆる状況に対応
自分の感覚に合う唯一無二のパター「オデッセイ ブラックiX#1」
プロ入り前から使っている相棒。オーソドックスなタイプが好みだが「何よりも打感はほかでは得られない」のが手放せない理由だ
シャフトはすべてXフレックスに統一
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2019年1月29日号より