2018年9月に世界ナンバーワンに輝き、昨シーズンのフェデックスカップも制したジャスティン・ローズ。2019年1月に本間ゴルフと契約して、「ファーマーズインシュランスOP」で早速1勝目を挙げてみせた。ニュークラブの使い心地とセッティングについて語った。
画像: 1980年生まれ。2013年全米オープン優勝。リオ五輪では英国代表で金メダルを獲り、2018年はフェデックスカップを制し、世界ランク1位に。2019年から本間ゴルフとクラブ契約を結ぶ

1980年生まれ。2013年全米オープン優勝。リオ五輪では英国代表で金メダルを獲り、2018年はフェデックスカップを制し、世界ランク1位に。2019年から本間ゴルフとクラブ契約を結ぶ

アイアンの形に、英国人らしいこだわりあり

新しく手にしたのは、なんと日本の老舗メーカー、ホンマだ。イングランドでゴルフを覚えたローズにとって、アイアン選びには強いこだわりがある。「トップブレードが薄く、直線的な輪郭のアイアンが好み」と言う。リンクス育ちの英国人ゴルファーらしく、シャープなスコッチブレードタイプのアイアン、「T W ローズプロト」をバッグに入れる。

画像: 伝統的なスコッチブレードタイプ形状

伝統的なスコッチブレードタイプ形状

画像: トップブレードもリーディングエッジも直線的

トップブレードもリーディングエッジも直線的

「1月のデザートクラシックから使い始めました。構えたときの顔がとくに重要です。まず、ブレードが薄く、直線的であってほしい。このほうが強い球をイメージできます。スコラインの長さもミリ単位で調整してもらいました。このホンマのニューアイアンは、まるで日本のサムライが持っている日本刀のような切れ味です」

セミキャビティの「TW747V」との(番手の)コンビネーションセッティングも考えたらしいが、現在は、全番手「ローズプロト」だ。

TW747 460ドライバーで初速がアップした

「ドライバーはボールスピードが3~4マイル(5~7キロ)上がっている。打ってみると、重心位置が浅い感じがします。これが低スピンを生み、ボールスピードを上げることに貢献しているように思います。これまでと同じ感覚で振って、飛距離が伸びるのだから、とてもエキサイティングです」

画像: TW747 460ドライバー

TW747 460ドライバー

画像: ヒール寄りにボリュームがあるフォルム

ヒール寄りにボリュームがあるフォルム

画像: 左のミスを嫌うローズは、ドライバーからウェッジまで、一貫して右手の握りを太く調整。左手から右手へのテーパーはなく、右手部分が盛り上がるように太い

左のミスを嫌うローズは、ドライバーからウェッジまで、一貫して右手の握りを太く調整。左手から右手へのテーパーはなく、右手部分が盛り上がるように太い

コースによっては5Wを抜いてアイアン型UTを使う

画像: TW-U(2I)。持ち球の薄いドローボールに合う

TW-U(2I)。持ち球の薄いドローボールに合う

画像: 3W(15度)、5W(19度)、FWはテーラーメイドの「M6」、シャフトは三菱の「テンセイ」

3W(15度)、5W(19度)、FWはテーラーメイドの「M6」、シャフトは三菱の「テンセイ」

ウェッジは「ボーケイ ツアー プロト」

画像: ウェッジは「ボーケイ ツアー プロト」

ツノ型マレット。ネックからベンドシャフトのつながりが独特

画像: ツノ型マレット「アクシス1」。白い直線と直角に交わるボール幅のサイトラインでアライメントを取りやすい。オフセットがかなり大きい

ツノ型マレット「アクシス1」。白い直線と直角に交わるボール幅のサイトラインでアライメントを取りやすい。オフセットがかなり大きい

11本が新たなホンマ

画像1: 11本が新たなホンマ

PHOTO/Jun Hiraoka

週刊GD2019年2月12日号より

画像2: 11本が新たなホンマ

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