最後の壁越えシングルプレーヤ―は、パット数を減らすことに徹底的に取り組んだという永井忠弘さん。ゴルフ歴15年でハンディ6。握り方から打ち方まで、永井さんの企業秘密を聞いた。
左右の手を短く詰めてグリップ。ストロークは腕で行う
これまでのベストはハーフ「11パット」、ラウンドで「23パット」だという。
その秘密が、手首がロックされるという「ダブルインターロッキング グリップ」
スコアを縮めるいちばん手っ取り早い方法は、パット数を減らすこと。これがすべての壁を乗り越え、シングル入りした人たちの共通意見だ。
「シビれるパーパットを入れるには、手首の余計な動きをなくすこと。当然ですが、これがコツです。腕からヘッドまでが1本のパターだと思って、両手をできる限り詰めて握る。この『ダブルインターロッキング』で手首をロックできます」(永井)
ストロークのポイント
【ポイント①】腕とパターを一体化させて振る
前腕にフェース面があるイメージで、前腕でボールを打つ感覚だという永井さん。
「腕からパターヘッドまでを一体化させてストロークします。ボールは左目の真下。素振りはせず、見た目の距離を重視して打ちます」(永井)
【ポイン②】ダブルインターロッキングで手首の動きをロック
手首が余計な動きをすると、フェース向きもロフトも変わってしまう。
「左右の指を2本ずつからめて握ってみたら、方向性だけでなく、タッチも合うようになりました」
永井さんのパッティング
ILLUST/Koki Hashimoto PHOTO/Yasuo Masuda
週刊GD2019年2月26日号より
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