52度と2本の58度ウェッジ
「最初に優勝した『ツアー選手権』では、最終日の最終ホールで58度のウェッジを使ってグリーン奥からチップイン優勝。2勝目の『ダンロップフェニックス』では、最終日の18番ホール、残り105ヤードの3打目を52度で打ったのが、ピンに絡んで優勝できました」(市原)
本人が話すとおり、2018年は、58度の2本のウェッジと52度のウェッジが機能して、2度の優勝につながった。「ジューシーウェッジ プロト」と「フォーティーンRMカスタム」の58度は、両方を同時にバッグへ入れることはなく、コースの状況に応じて入れる方を決めるのだという。
「ジューシーは僕好みのストレート系のネックで、構えやすいのが特徴。さらに、軟鉄で打感が柔らかいところも気に入っています。アプローチは基本的に58度でいろいろ対応することが多いですから頼りになります」
懇意のクラフトマンが市原仕様に仕上げたという「ジューシー」ウェッジ。
2019年シーズンも、58度はコース状況を見て、2本から1本をチョイスしていく予定という。信頼を置く3本のウェッジを駆使し、2018年の賞金ランク4位から、その上を目指す。
1W「ローグ サブゼロ」と「ジ アッタス」のマッチング。飛距離を追求
「ローグ サブゼロを使って、直進性が増しました」と市原。同じキャロウェイの「エピック フラッシュ」ドライバーも試している。
球が操れる「スティールヘッドXR」の3+W。「エピック」UTはつかまりすぎず使いやすい
ウッドはキャロウェイ「スティールヘッドXR」の3+。「ヘッドが小ぶりなので球を曲げたり、いろんな球が打てるのがいいですね。UTは、昨年の春先に、練習で重永亜斗夢がいい球を打っていたのを見てこれ(エピック)にしました。つかまりすぎないところが気にいっています」
打感と打球が一致する「Xフォージド」アイアン
「ソールの抜けがよく、振った感じと実際の打球が一致してくれます」と話す、キャロウェイの「Xフォージド」アイアン。4Iから入れている。
エースパター「YES! ナタリー」、センターシャフトの長尺
「パターだけは顔より打感が優先です。柔らかすぎず、弾きすぎず、このパターにしかない打感で、不動のエースですね」
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PHOTO/Hiroyuki Okazawa
週刊GD2019年3月19日号より