【ミズノ】特許取得の製法が生む「鍛流線」
「ミズノの打感はほかとは一味違う」と言われる。その秘密は選りすぐりの1本の高純度軟鉄の「丸棒」を用い、ネックからフェースまで一体成型する「グレインフローフォージド製法」にある。
これにより打感の生命線である「鍛流線(金属組織の流れ)」が途切れず、独特のフィーリングが手に伝わるのだ。
①原材料は鉄製の丸棒
純度の高い「S25CM」を使用した柔らかな鉄製の丸棒が原材料。もとは6mほどあるが、それを手の幅くらいに切って使用する。
②熱して、曲げて、叩いて、鍛える
軟鉄を熱しながら、強い力を加えて形を作る。この「粗鍛造」の工程が2回行われるのもミズノならでは。
③叩かれた鉄の中に原型が
真っ赤に鍛えられたヘッドの原型。機械に頼るのではなく、人が機械を操り、感性で作業する「職人技」が求められる。
シニアデビュー戦「金秀シニア沖縄オープン」で早くも優勝。手嶋多一の手にはミズノの新マッスル
【本間ゴルフ】ジャスティン・ローズが惚れ込んだ「日本刀のような切れ味」
今季ジャスティン・ローズが選んだことで話題になった本間ゴルフのアイアンは、山形県の酒田工場で生まれる。経験豊富な職人が多い本間ゴルフのなかでも、選りすぐりの職人たちが中心となって製造したのが「ローズプロト」。
ローズと酒田工場とのクラブのやり取りは5往復以上にも及んだという。まさに本間ゴルフの技術の結晶といえるだろう。「TW MB ROSEプロト」のモデル名で今春から発売、話題になっている。
【三浦技研】トッププロに認められる"神の手"
「国産アイアン発祥の地」である兵庫県神崎郡市川町にある三浦技研。1977年の創業からOEMなどで数多くのメジャーチャンピオンのアイアンを手掛けてきた三浦技研の三浦勝弘氏。とくにその研磨の技術は業界内で"神の手"と言われる。軟鉄鍛造のヘッドに魂を吹き込む氏の技は、息子たちに受け継がれている。
ゴルフの旅、ゴルフコースの深掘り情報ならこちら↓
ゴルフのギア情報はこちら↓
マッスルバックアイアン①はこちら↓