契約プロでも使わない“アマモデル”
アイアンをいわゆる〝飛び系〟に一新した谷原秀人。
谷原 他のプロは使っていないと思う「TW747P」を選びました。7番のロフトは28.5度。短い番手で長い距離を打てるからラクですね。
飛ぶといっても、コントロールできないわけではない、と続ける。
谷原 ロフトなりにしっかりスピンはかかるし、ラフからもスパッと抜けるからまったく問題ありません。
アイアンは飛び系。本間ゴルフ「TW747P」
谷原 セミグースのフトコロ感が優しく見えるアイアンです。持ち球がフェードなので、つかまるクラブを逃がして打つイメージが好きだからセミグースが合うんです。
4Iはもっと高く上がる「TW737 Vsプロト」
谷原 この4Iは楽に打球が上がるので、長いセカンドショットでもグリーンに止められます。
欧州の多種多様な芝に対応できるウェッジ「TW-W」49 55 59度
谷原 短い番手の距離の打ち分けは技術でカバーしています。アプローチは大体55度と59度を使います。抜けがとてもいいのでどんなライでもOKです。
谷原 シャフトはダイナミックゴールド。昔からの慣れもあって、打感に安心感があるところが気に入っています。また、ソールデザインは自分で監修させてもらったものを使用。抜けの良さを最大限高めた作りになっています。
50グラムのRシャフト 本間ゴルフ「TW747 460」ドライバー
谷原 地面反力を使った手をねじらないスウィングに変えつつあるのでドライバーの好みも真逆になりました。以前は小振りで、トウ側を少し逃がした顔が好みでしたが、今は少し被るぐらいに見える大型ヘッド「TW747 460」を使っています。
谷原 シャフトも以前は60g台のSでしたが、今は50g台のRに替えました。スペック自体にはあまりこだわりはなくて、しなり戻りが素直でインパクトに間に合えばOK。今はこれがしっくり来ているので、使っています。
ゴルフの生命線 スコッティキャメロン「X5 ツアー」
谷原 欧州のグリーンに合わせて、少しフェースの開閉を使って転がせる、つかまりのいいスラントネックを選んでいます。また、2本の角がストロークを安定させてくれます。
楽にスウィングできるクラブセッティングが一番
月刊GD2019年8月号より