
2003年マンダムルシードよみうりオープンでツアー初優勝。2005年に米ツアーフル参戦。2006年全英オープンで5位タイ。2016年に3勝を挙げ、賞金ランク2位に。ツアー通算14勝。現在は欧州ツアーで活躍中
契約プロでも使わない“アマモデル”
アイアンをいわゆる〝飛び系〟に一新した谷原秀人。
谷原 他のプロは使っていないと思う「TW747P」を選びました。7番のロフトは28.5度。短い番手で長い距離を打てるからラクですね。
飛ぶといっても、コントロールできないわけではない、と続ける。
谷原 ロフトなりにしっかりスピンはかかるし、ラフからもスパッと抜けるからまったく問題ありません。
アイアンは飛び系。本間ゴルフ「TW747P」
谷原 セミグースのフトコロ感が優しく見えるアイアンです。持ち球がフェードなので、つかまるクラブを逃がして打つイメージが好きだからセミグースが合うんです。

フトコロ感がいい

フェースも大きく寛容性がある。20グラムのタングステンで超低重心化を実現し、高弾道で攻める

ストロングロフトと低重心設計の組み合わせでやさしく飛ばせるアイアン。シャフトはトゥルーテンパー「AMTツアーホワイト」のS200

「欧州は風が強く、強い球で止まるのが理想的」(谷原)
4Iはもっと高く上がる「TW737 Vsプロト」
谷原 この4Iは楽に打球が上がるので、長いセカンドショットでもグリーンに止められます。

UTにつながる高弾道の番手。前作のプロトタイプ
欧州の多種多様な芝に対応できるウェッジ「TW-W」49 55 59度
谷原 短い番手の距離の打ち分けは技術でカバーしています。アプローチは大体55度と59度を使います。抜けがとてもいいのでどんなライでもOKです。

大胆なロフト差で距離の打ち分けを自由自在に。8番より短いクラブのロフト差は、5~6度と大きい。
谷原 シャフトはダイナミックゴールド。昔からの慣れもあって、打感に安心感があるところが気に入っています。また、ソールデザインは自分で監修させてもらったものを使用。抜けの良さを最大限高めた作りになっています。

Cソールをアレンジした谷原監修モデル

フェースは抜けやすさと拾いやすさが秀逸(59度)
50グラムのRシャフト 本間ゴルフ「TW747 460」ドライバー
谷原 地面反力を使った手をねじらないスウィングに変えつつあるのでドライバーの好みも真逆になりました。以前は小振りで、トウ側を少し逃がした顔が好みでしたが、今は少し被るぐらいに見える大型ヘッド「TW747 460」を使っています。

谷原にはかぶり気味に見えるつかまり顔。ロフト9.5度と10.5度を調子やコーストの兼ね合いで使い分けてるという

「つかまるクラブを逃がして打っているよ」(谷原)
谷原 シャフトも以前は60g台のSでしたが、今は50g台のRに替えました。スペック自体にはあまりこだわりはなくて、しなり戻りが素直でインパクトに間に合えばOK。今はこれがしっくり来ているので、使っています。

「ウィザードFP」の5Rを装着。粘り系だがしなり戻りの反応がいい
ゴルフの生命線 スコッティキャメロン「X5 ツアー」
谷原 欧州のグリーンに合わせて、少しフェースの開閉を使って転がせる、つかまりのいいスラントネックを選んでいます。また、2本の角がストロークを安定させてくれます。

ボールをつかまえて打ちやすいスラントネック形状

直進性が高い角のある形状。パットが得意な谷原も寛容性と直進性の高いモデルを使う
楽にスウィングできるクラブセッティングが一番


谷原秀人
月刊GD2019年8月号より