![画像: 【解説】米田 貴プロ よねだたかし。弊誌漫画「新モダンゴルフ」のヨネでおなじみ。親しみやすさと、アマチュアに寄り添ったレッスンに定評がある。ETGA副社長](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/0db0300518682b5b0aa6b66618d514422f9c87d4_xlarge.jpg)
【解説】米田 貴プロ
よねだたかし。弊誌漫画「新モダンゴルフ」のヨネでおなじみ。親しみやすさと、アマチュアに寄り添ったレッスンに定評がある。ETGA副社長
【下りスライス】ストロークはスタンス幅でいい
GD 次は、打ち方のポイントを教えてください。
米田 まず、振り幅を見直してみましょう。5メートルだとどれくらい振りますか?
GD スタンスより少し大きくなりますね。
米田 5メートルあると、それくらい振りたくなりますよね。これが、なでる打ち方になる原因です。振り幅を大きくすると、減速させて距離感を合わせようとするんです。すると、フェースが開きスライス回転がかかります。だから、振り幅はスタンス幅程度にしましょう。振り幅をスタンス幅にすることで、ボールをしっかりヒットすることができます。
GD なるほど。ほかにもポイントはありますか?
米田 低いフォローを心がけることも効果的です。なでるということは、アッパー軌道でヒットしているということ。フェースの開きを抑えるためにも、低くヘッドを出すことで、スライス回転がかかりにくくなります。
【打ち方①】振り幅を小さくする
スタンス幅程度にすることで、ゆるまずにしっかりボールを打てる。大きく振るとスピードを落として、調整しようとするためなでやすい。小さくして等速で振ることもポイント。
![画像: ストロークはスタンス幅で十分](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/dcc830664a1269dd6565fb19f4e19e9b3d86c959_xlarge.jpg)
ストロークはスタンス幅で十分
【打ち方②】頭を左右に動かさない
頭を、左右にギッタンバッコンさせるように動かすのは禁物。軌道が不安定になり、フォローでフェースが開きやすくなる。首元が上から引っ張られているような感覚で振ると体が傾かず、スクェアにインパクトできる。
![画像1: 【下りスライス】ストロークはスタンス幅でいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/74fd803f1a931dd7567dd420e19866d4d1065010_xlarge.jpg)
【打ち方③】フォローは低く
フォローを低く出すことで、フェースをスクェアなまま動かせる。さらに、同じ高さで振れるため軌道が安定し、フェースの開きを抑えられる。アッパー軌道になると、ボールをなでやすい。
![画像2: 【下りスライス】ストロークはスタンス幅でいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/58e55b1c0092b6d140f63c487bdfb7dad96cc5ae_xlarge.jpg)
![画像3: 【下りスライス】ストロークはスタンス幅でいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/dd9c0d9ea8f9a5124dfcee87d0794fb92c626575_xlarge.jpg)
クロスハンドに握ってみて
「どうしても右には打ち出したくない!」 という人はクロスハンドで握る方法もあり。左手が主導になるので、フェースが開きにくくなり、なでる動きが抑えられる。
![画像1: クロスハンドに握ってみて](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/ef489c40c38920bb917ba5f8d0503ac3470620d7_xlarge.jpg)
【ポイント】左わきをしっかり締める
左わきはキュッと締めてスウィングする。クロスハンドでストロークをすると、左わきが開きやすいので注意が必要。わきが開くとアッパー軌道になりやすい。ひじをしっかり体にくっつけて振る。
![画像2: クロスハンドに握ってみて](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/6d7b8e0a9f675fd7726499056878173d6c4dcc15_xlarge.jpg)
【上りのフック】とにかく真っすぐ軌道で
米田 上りのフックラインは、強気で打ってしまいがちだからこそ注意が必要です。そこで注意すべきなのが“軌道”。とにかく軌道は真っすぐを意識してください。上りのフックではひっかけが最大のミスにつながりますよ。
フェース面は絶対に真っすぐ
パッティングの軌道は、弧を描くように動きやすいので、フェースが返りやすく左へ打ち出す可能性が高い。上りのラインだと、力がより強くなるため、引っかけが出やすい。とにかく軌道は真っすぐを意識しよう。
![画像1: 【上りのフック】とにかく真っすぐ軌道で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/276c4621d6754e3ee5f1438e850cde4367430a4e_xlarge.jpg)
![画像2: 【上りのフック】とにかく真っすぐ軌道で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/f40b0d50b20912eb2623fb9d3349ee2b9c64038a_xlarge.jpg)
【ポイント】肩は縦に動かす
スウィングのように回転して振ると弧を描く軌道になり、フェースが閉じやすくなる。頭の位置は安定したまま、両肩を縦に回転させるイメージを持つと軌道が真っすぐになる。
![画像3: 【上りのフック】とにかく真っすぐ軌道で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/7e8a6feceee3f287d8568e0ef47b6774777f4ab3_xlarge.jpg)
![画像4: 【上りのフック】とにかく真っすぐ軌道で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/3252e8cc813281e9b28f97137dc95c08d7e5da24_xlarge.jpg)
PHOTO/Hiroyuki Arihara,Tsukasa Kobayashi
週刊GD2019年11月5日号より
ゴルフダイジェストツアーがお薦めする沖縄ゴルフ旅行↓
![画像1: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/e0abc25c06b0bea1456f6f248b34427397c29d04_xlarge.jpg)
特選レッスン集「こんどこの技」↓
![画像2: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/10/31/937b8da46d11067ac07fb1b0e10f57102e09577a.png)