新型コロナウイルスの影響で、ラウンドを自粛せざるを得ない人も少なくないだろう。そんなときもゴルフマインドを保つには…クラブの手入れがぴったり!

グリップの手入れ

画像: 中性洗剤を付けたタオルやスポンジで

中性洗剤を付けたタオルやスポンジで

パッと見て汚れていなくても、劣化の進みやすい部分なので3ヵ月に1回は手入れしたいところ。

台所用の中性洗剤をタオルやスポンジにつけてこすればOK。冬場なら乾燥予防にラップを巻いて保管するのもいいが、今の時期は不要だ。

シャフトの手入れ

画像: スチールシャフトは錆び対策も忘れずに

スチールシャフトは錆び対策も忘れずに

カーボンシャフトは濡れたタオルで拭く。吹きながらキズや塗装の剥がれをチェック。カーワックスを塗るとコーティングになる。

スチールシャフトは汚れ落としに加え、サビ予防が欠かせない。防サビ用の潤滑剤(クレ556など)を塗って仕上げれば完璧だ。月1回程度はケアしたい。

また、シャフトに貼られたシールがキレイにはがせず跡になるのはよくあるが、これには車のボディ用研磨剤(コンパウンド)が使える。布につけてこすると簡単に落とすことができる。

画像: しつこいシールの跡は、車用のコンパウンドをつけてこすればOK

しつこいシールの跡は、車用のコンパウンドをつけてこすればOK

ウッドのクラウン部分の手入れ

画像: クラウンも新品のような輝きに

クラウンも新品のような輝きに

ウッドのヘッドのクラウンについた小さな傷にもコンパウンドが使える。こちらも布につけてこする。

フェースの汚れや打痕はメラミンスポンジ(「激落ちくん」など)で軽くこすって落とせばOK。

ただ、注意してほしいのはドライバーのフェースの手入れ。

キズが気になるからといって研磨してしまうと反発係数が上がり、ルール違反になることもあるのでくれぐれもご注意を。メラミンスポンジで軽くこするくらいなら、まず問題ないだろう。

大事なクラブには専用コーティングキットもおすすめ↓

アイアンやウェッジのフェース面の手入れ

画像: 溝の汚れには歯ブラシがぴったり

溝の汚れには歯ブラシがぴったり

アイアンやウェッジの溝はとくに汚れやすい部分なので、ラウンドごとに手入れしたいところだが…。

溝の深くに入り込んだ泥には歯ブラシの出番。溝に沿ってこするようにしよう。表面の汚れならメラミンスポンジで。

画像: 表面の汚れにはメラミンスポンジが活躍

表面の汚れにはメラミンスポンジが活躍

キャビティが深いアイアンには、パソコンのキーボード用エアスプレーが便利。汚れをシューッと吹き飛ばそう。

画像: キャビティアイアンの手入れはエアスプレーがあると簡単

キャビティアイアンの手入れはエアスプレーがあると簡単

ソールについた人工マットの跡はなかなか取れず困っている人もいるだろうが、ガムテープを貼って剥がすとキレイに取れるケースが多い。

画像: ガムテープを貼って剥がすだけで人工マットの跡もキレイに

ガムテープを貼って剥がすだけで人工マットの跡もキレイに

大切なギアのメンテナンス。全部一度にやろうとすると時間がかかるが、ウッドだけ、ウェッジだけなど、少しずつならどれも短時間でできる。

この機会にぜひトライしてみてはいかがだろう。

週刊ゴルフダイジェスト2020年4月21日号より

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