ゴルフの慣習からすると異端だが、「なるほど」と頷ける。もしかしてこれが〝ニュー・ノーマル〞になるのでは? と思い、自称"理論派"の私は最新モデルのコブラ『キング スピードゾーンワンレングス アイアン』を購入。
1本打てるようになると、全番手が得意クラブになるワンレングスの効果に驚く。
それだけではない、ヘッドのトップラインにカーボンファイバーを挿入することで低重心になり、前に使用していたクラブよりもボールが上がりやすく、ボールスピードがアップした気がする。
鍛造製法のフェースは、内部に大きな溝と深いアンダーカットを施し、ボールスピードと打ち出し角がアップ。バックフェースに振動抑制材が使われており、芯をはずしても心地よいサウンドとフィーリングが楽しめる。
7番で27.5度とストロングロフトで、体を鍛えなくても驚くほど飛距離がアップ。
苦手だった5番アイアンも、寛容性のある低重心のヘッドと、5番と同じ長さが効いてミート率が上がり得意になった。
2インチ以上長くなって、不安だったPWも使っているうちにしっかり飛距離差が出るようになった。
仲間には、理屈っぽい奴と言われるが、ニュー・ノーマルと呼ぶにふさわしいアイアンを見つけてワクワクしている。ここまでワンレン効果がわかると、次は体を鍛えようかと思い始めた。
コブラ
キング スピードゾーン ワンレングス アイアン
◎ロフト角(7I)/27.5度
◎ライ角(7I)/63.5度
◎長さ(7I)/37インチ(スチール、センサーあり)
◎ヘッド/ボディ:鋳造、フェース:鍛造
◎シャフト(S、R)/スピーダー エボリューション for SZ(5I~PW)、NSプロ 850 GH(5I~6I)、NSプロ 950 GH(7I~9I)、NSプロ 1050 GH(PW)
◎価格(税別)/12万円(5I~PW)
【応募締め切り】2020年8月18日(火) 24時
PHOTO/Takanori Miki
MODEL/Sayaka Nakazato(GOLULU)
週刊ゴルフダイジェスト2020年8月18日号より
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