２つの空港があり、全国各地から快適にアクセスできる
沖縄本島から、さらに南西300キロの位置にある宮古諸島。サンゴ礁が隆起して形成された最大の島である宮古島は、宮古ブルーと白砂のビーチに囲まれ、沖縄の離島の中でも随一の美しさを誇ります。
東京から宮古空港まで直行便で約３時間半、那覇を経由すれば全国各地からアクセスできる宮古島ですが、19年には宮古島と橋で結ばれている隣の島・伊良部島に、国際線機能を持つ新しい空港「みやこ下地島空港」が開業し、移動の選択肢が増えさらに便利に！ また、新しいホテルも次々と誕生し、アジアを代表するリゾートとして進化し続けています。
スタイリッシュなデザインの「みやこ下地島空港」のターミナル。市街地までは車で約25分。
宮古島が誇る、３つのチャンピオンコース
眼下に宮古ブルーの海を望む、華やかなリゾートコース「シギラベイカントリークラブ」
宮古空港からクルマで20分ほどの南岸に広がり、約140万坪という広大な「シギラセブンマイルズリゾート」内に位置するシギラベイカントリークラブは、2000年に開場。ほぼすべてのホールから宮古ブルーの美しい海を望み、コース内には色鮮やかな南国特有の花が咲き誇る、華麗なリゾートコースです。
全体的にフラットな地形の宮古島にありながら、起伏に富み、ひとたび風が吹くと荒々しい自然が牙を剥く、挑戦し甲斐のあるコースで、ビギナーから上級者まで楽しむことができます。
広大なリゾート内に広がる18ホール
コース内には鮮やかな花が咲き、リゾート感もたっぷり！
自然の起伏を生かしたレイアウトで、上級者でも手ごたえのあるプレーが楽しめる
シギラベイカントリークラブ
18ホール／6250ヤード／パー70
コースレート／未査定
設計／タイム・アンド・タイド
【芝刈り情報】
グリーン／ティフトン／3.8ミリ
フェアウェイ／ティフトン／18ミリ
ラフ／ティフトン／40ミリ
バンカー／海砂でサラサラ
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宮古島唯一の海越えホールを持つチャンピオンコース「エメラルドコーストゴルフリンクス」
1988年に開場、宮古島の中では最も歴史があるチャンピオンコースです。南国の自然を最大限に生かした戦略性とストーリー性あふれ、プロトーナメントも多数開催している本格的なシーサイドコースとして知られています。
16番パー4は宮古島唯一の海越えホール。フロントティーから対岸まで110ヤードですが、波打ち際が目前に迫る緊張感は、距離以上のスリルが楽しめること間違いなし！ 来間島や来間大橋、東シナ海の大海原を望むティーイングエリアから見える絶景は、誰もがプレーの手を止めるほど美しく、非日常を満喫することができます。
16番パー4は、海越えの名物ホール
眼下に美しい海を望む18番パー5
関東のゴルフ場でもお馴染みのコース設計家・宮沢長平が造ったリンクス
エメラルドコーストゴルフリンクス
18ホール／6912ヤード／パー72
コースレート73.8／スロープレート135
設計／宮沢長平
【芝刈り情報】
グリーン／ティフトン／4.3ミリ
フェアウェイ／ティフトン／17ミリ
ラフ／混合／35ミリ
バンカー／フィリピン産の砂
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景観地・東平安名崎に隣接する絶景リンクス「オーシャンリンクス宮古島」
前の２コースとは全く雰囲気が異なるオーシャンリンクス宮古島は、遮るもののない土地に複雑な起伏が絡み合う本格的なリンクスコースです。景観地・東平安名崎に隣接するゴツゴツとした自然の海岸地形を生かしたレイアウトで、高い木が少なく海風が強い、本場スコットランドのリンクスを彷彿させます。
絶景と戦略性の高さを兼ね備えたコースには、オフシーズンになるとトッププロが合宿に訪れることもあるそう。太平洋側からの風か、東シナ海側からの風かによって、同じコースでも全く異なる攻め方が必要になる難コースですが、一度ラウンドしたら「また挑戦してみたい」と思わせる絶景リンクスです。
東平安名崎に隣接する野趣あふれる18ホール
細かいマウンドやバンカーが効果的に配置されている
手つかずの自然を生かしたコースは、まるでスコットランドのリンクスのようだ
オーシャンリンクス宮古島
ホール／6955ヤード／パー72
コースレート73.0
設計／新井剛
開場／1996年12月
【オーシャンリンクス宮古島・芝刈り情報】
グリーン／ティフトン／4.2ミリ
フェアウェイ／ティフトン／18ミリ
ラフ／野芝／50ミリ
バンカー／川砂でしっとり
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アフターゴルフは美食を堪能！ 宮古島自慢のローカルグルメ
海に囲まれた宮古島で育った幻の和牛「宮古牛」
そのほとんどが宮古島を中心とした沖縄県内で消費されると言われ、食通の間で"幻の和牛"と称される最高品質のブランド牛「宮古牛」。宮古島は、沖縄最高傑作の種牛「北福波」を育んだ島としても知られ、宮古牛は潮風が吹き抜ける高台で穏やかに育てられています。
琉球石灰岩という独特の土壌で育った自家製の乾草や、牛舎の床に敷き詰められたバガスと呼ばれるサトウキビの搾りかすなど、宮古島ならではの環境で、畜産家の情熱を受けて育った宮古牛。噛みしめれば柔らかく、油にはしっかりと甘みがあるのに、味わいは驚くほどあっさり。鉄板焼きやしゃぶしゃぶなど、牛肉の味わいをダイレクトに味わうのがおすすめです。
シギラリゾート「炭火焼肉 琉宮苑」の宮古牛・特選焼肉
ステーキハウス「ダグズグリル」では、宮古島から西へ67キロ離れた小さな島・多良間島で育てられた希少な「多良間牛」を提供
宮古牛のここがスゴイ
●サトウキビを食べて育つため、身と脂に甘みがある
●石灰岩から湧出するミネラル豊富な水が与えられる
●全国のブランド牛の多くは、宮古生まれ
こだわりの「宮古そば」を食べ比べ！ おすすめ４選
①くになか食堂
あっさりした中にカツオ出汁が効いたスープと太麺の組み合わせは、宮古そばの定番。
②伊良部そば かめ
つるつるの自家製麺となまり節を使った出汁が絶品。沖縄特有の古民家を使った食堂。
③大和食堂
50年以上続き老舗の食堂。あっさりとしたスープと歯ごたえのある麺が特徴。市街地や空港に近くロケーションも抜群。
④オーシャンリンクス宮古島 レストラン
絶景レストランは、ゴルフをしない人にも人気。みそ味の宮古そばは、一度食べたらクセになる味わい。
ゴルフ旅マップ＜ゴルフコース×観光情報＞
宮古島でのゴルフは、スループレーが基本。午前はゴルフ、午後は観光あるいはラグジュアリーリゾートでのんびり寛ぐ、というのが定番です。ゴルフ場のあるエリアへは、それぞれ市街地から車で20～30分ほど。島内の道路事情が良く、ゴルフコースや観光名所へストレスフリーな移動ができるのが魅力です。
東平安名崎
宮古島の最東端に位置し、太平洋と東シナ海を一望にできる約2㎞の岬。日本都市公園百景にも選ばれている宮古島随一の景観地です。
伊良部大橋
宮古島と伊良部島を結ぶ、全長3540mの架橋。無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇ります。青い海の中を走っているような気分になり、爽快なドライブが楽しめます。
宮古サンセットビーチ
伊良部大橋を望む、美しいビーチ。宮古島屈指のサンセットスポットとしても知られています。
砂山ビーチ
隆起珊瑚礁で出来たアーチ型の洞穴と、白い砂浜×青い海のコントラストが絵になる美しいビーチ。
琉球泡盛 多良川
昭和23年創業の老舗酒造。「琉球王朝」「多良川」などの泡盛の販売のほか、洞窟を利用した貯蔵庫の見学ツアーも実施している。
宮古島まもる君
全国区の人気を誇る警察官型人形「宮古島まもる君」。要所に立ち、ドライバーや歩行者の安全を見守っている。
PHOTO／Takanori Miki
初出／月刊ゴルフダイジェスト2020年
情報更新／2024年12月16日
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