明治時代から避暑地として発展し、不動の人気を誇る軽井沢。東京から新幹線で1時間。澄み切った高原の風を感じながら、涼しい夏の軽井沢でのゴルフは格別。抜けるような青空に鮮やかな緑の木々、青々とした芝が美しい。定番から穴場まで、何度も行きたくなる軽井沢ゴルフの魅力を紹介します。

歴史と芸術、そしてゴルフの街。軽井沢ゴルフ100年史

画像: 精進場川に架かる「ゴルフ橋」。旧軽井沢ゴルフクラブへと続く旧ゴルフ通りの入り口

精進場川に架かる「ゴルフ橋」。旧軽井沢ゴルフクラブへと続く旧ゴルフ通りの入り口

"避暑地・軽井沢"は1888年にカナダ人宣教師A・C・ショーが別荘を建て、夏に訪れたのが始まりと言われています。その後、別荘の住人たちから「ゴルフ場が欲しい」という声があがるようになり、そして設立されたのが「軽井沢ゴルフ倶楽部」です。

日本を代表するハイソサエティが集まった軽井沢ゴルフ倶楽部では、独自の文化や気風が育まれていきました。

画像: 写真は大正12年、現在の旧軽井沢ゴルフクラブをプレーする皇太子(のちの昭和天皇)

写真は大正12年、現在の旧軽井沢ゴルフクラブをプレーする皇太子(のちの昭和天皇)

戦後になると、戦前のメンバーは姿を消し、吉川英二などの文人や田中角栄といった政治家が華やかな話題を振りまきました。

そして現在では、軽井沢はより身近になり、誰でもゴルフが楽しめるようになりました。ただし「限られた人々のためのリゾート地」をルーツに持つ軽井沢には、当時のセレブリティが集った雰囲気が、街やゴルフコースなど、そこかしこに色濃く残ります。

今も、多くのゴルファーを引きつけてやまない魅力があるわけです。

軽井沢でゴルフを大衆化させたのが「軽井沢72ゴルフ」

画像: 軽井沢でゴルフを大衆化させたのが「軽井沢72ゴルフ」

最初の「西コース」の18ホールが開場したのは1971年。当初からパブリックコースとして関東に住むゴルファーの避暑リゾートとしてスタートしました。西コースの設計はR・T・ジョーンズSrでした。その後、コース設計は息子のジョーンズJrに引き継がれ、当初の72ホール目標を超えて東西南北の108ホールとなりました。

避暑地の利点を活かして、始めから1グリーンの洋芝フェアウェイを採用、また108ホールの規模は世界的に見ても最大といえるゴルフリゾートでもあります。北コースは女子ツアー真夏の祭典「NEC軽井沢」の会場になっています。

軽井沢72のコースをもっと知るならこちら↓

軽井沢72ゴルフ
長野県北佐久郡軽井沢町発地南軽井沢
TEL.0267-48-0072
東コース/36H・13779Y・P144
西コース/36H・13556Y・P144
南コース/18H・7067Y・P72
北コース/18H・7076Y・P72
公式ホームページはこちら

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軽井沢ゴルフ発祥の地「旧軽井沢ゴルフクラブ」

画像: 軽井沢ゴルフ発祥の地「旧軽井沢ゴルフクラブ」

開場は大正8年(1919年)、オリジナルはトム・ニコルが設計。軽井沢ゴルフクラブが現在の場所へ移転後、元のコースを「野沢パブリック」として開放。戦後、鹿島守之助が買収し、1949年に「旧軽井沢ゴルフクラブ」と改称されました。100年の歴史を持つ12ホールのコースです。

旧軽井沢ゴルフクラブ
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1372-3
TEL.0267-42-2080
12H・3986Y・P48

旧家や財界人が名を連ねる「軽井沢ゴルフ倶楽部」

画像: 旧家や財界人が名を連ねる「軽井沢ゴルフ倶楽部」

倶楽部草創期には、皇族、華族、財閥、政界人などがメンバーに名を連ねました。いまでも厳格な入会審査があり、首相時代の田中角栄でさえ入れなかったほどでした。

軽井沢ゴルフ倶楽部
長野県北佐久郡軽井沢町南が丘3000
TEL.0267-42-2220
18H・6726Y・P72

グルメ ジョン・レノンが愛したフランスパンとミルクティ

画像: 万平ホテルで撮影されたジョン・レノン夫妻

万平ホテルで撮影されたジョン・レノン夫妻

画像: フランスベーカリーのフランスパン

フランスベーカリーのフランスパン

万平ホテルでべーカーチーフを務めた初代田村寅次郎が独立し、開業したお店。伝統が受け継がれたバケットは絶品。

フランスベーカリー
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢618
TEL.0267-42-2155
営業時間:8時~17時(夏季無休)
公式サイトはこちら

画像: ジョン・レノンが愛したロイヤルミルクティ

ジョン・レノンが愛したロイヤルミルクティ

1976~79年までの4年間、ジョン・レノンが夏の定宿としていた万平ホテル。今もメニューに残るロイヤルミルクティは、ジョンが厳選した紅茶とまろやかなミルクの使用を直接伝えたものなのだそう。

万平ホテル
長野県北佐久郡軽井沢町925
TEL.0267-42-1234
1人1泊朝食付8320円~
公式サイトはこちら

グルメ 創業86年のパン屋「ブランジェ浅野屋」

画像: 世界の原料や信州産の食材を厳選し、伝統的な製法で焼き上げられています

世界の原料や信州産の食材を厳選し、伝統的な製法で焼き上げられています

軽井沢で一番の行列店。イートイン限定のビーフシチューも人気です。パンと一緒にぜひ味わって

ブランジェ浅野屋
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738
TEL.0267-422149
営業時間:7時~21時

グルメ 森林浴と絶品ワッフル「オキザリス」

画像: ロースティは、ジャガイモの上に目玉焼き、チーズ、ソーセージが乗ったスイスの伝統料理

ロースティは、ジャガイモの上に目玉焼き、チーズ、ソーセージが乗ったスイスの伝統料理

さくさくのワッフルとロースティ(じゃがいもの細切りを味付けして焼いたもの)のハーモニーは絶品!

オキザリス
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1287-9
TEL.090-1058-6165
営業時間:8時~16時(木曜定休)

グルメ 創業明治40年。軽井沢駅の名店「高美亭」

画像: 写真のざるそばのほかに、てんぷらやそばがきなど一品料理も充実

写真のざるそばのほかに、てんぷらやそばがきなど一品料理も充実

軽井沢駅の傍らにあったお店が、区画整理により移転。のどごしと歯ごたえがよく、だしは関西風。4代目が当時の味を守り続けています

高美亭
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東8-2
TEL.0267-42-2481
営業時間:11時~19時半
公式サイトはこちら

グルメワインに合う「カスターニエ軽井沢」ローストチキン

画像: 厳選したハーブ鶏は、丁寧に下ごしらえした後、特製のソースに一晩漬け込み、一時間かけてオーブンで焼き上げられます。手でがっつり食べてOK!

厳選したハーブ鶏は、丁寧に下ごしらえした後、特製のソースに一晩漬け込み、一時間かけてオーブンで焼き上げられます。手でがっつり食べてOK!

鹿児島から取り寄せる霧島ハーブ鶏を使用。回転させながらオーブンで1時間かけて焼き上げられており、皮は余計な脂が落ちてさっぱり、パリパリ。自家製マスタードとの相性も抜群

カスターニエ軽井沢ローストチキン
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東23-2
TEL.050-2018-1344
営業時間:11時半~15時、17時~21時
火・水曜定休
ウェブサイトはこちら

民芸品 上皇后陛下が結婚の調度品を求めた名店「軽井沢彫シバザキ」

画像: 堅牢でキメが細かく、木目がきれいなトチノキ(橡)は軽井沢彫にぴったりの素材

堅牢でキメが細かく、木目がきれいなトチノキ(橡)は軽井沢彫にぴったりの素材

西洋の感性と日本の技術が融合した"軽井沢彫"。隙間なく刻まれた点が、華やかな桜の姿を際立たせます

軽井沢彫シバザキ
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢751-2
TEL.0267-42-2468
営業時間:9~19時
ウェブサイトはこちら

週刊GD2019年7月19日号より

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