富士山を望む絶景コースとラグジュアリーステイを堪能
静岡県には、ゴルフコースは県内80以上あり、プロのトーナメントを開催するコースやリゾートコースなど、コーススタイルもバラエティ豊か。関東圏や、東海、関西圏からアクセス至便で、美しい自然と地元グルメも楽しめる静岡は、ゴルフ旅にもピッタリです！ 今回は、静岡県中西部にある富士山と太平洋の素晴らしい景色を望むゴルフコースをご紹介します。
すべてのホールから富士山が見える「富嶽カントリークラブ」
静岡市の中心部から車で30分ほどの丘陵地に広がるのが「富嶽カントリークラブ」です。全ホールから富士山が見える絶景コースとして、高い人気を誇ります。
すべてのホールから富士山が見えるように設計されており、美しい景色の中でプレーが楽しめる。
約164万㎡の広大な敷地に贅沢に使ったレイアウトが特徴。フェアウェイが広く、伸び伸びとプレーできます。コース内の植栽は、何と樹齢700～750年の古木も多いとか。約25万本にものぼる美しい木々に囲まれた自然美溢れるコースは、フェアウェイを歩くだけで清々しい気分に。３月末からは、約1800本ある桜が咲き誇り、「富士と桜」の絶景の中でプレーが楽しめます。
コース内には約1800本の桜の木があり、富士山と桜に包まれてプレーできる。
総距離は7,879ヤード、レギュラーティーからでも6,554ヤードあり、距離もたっぷり。打ち上げや打ち下ろし、アイランドグリーンなど変化に富んだレイアウトも特徴の一つです。
息を呑むほどの絶景を望む「日本平ホテル」
富嶽カントリークラブでプレーした後は、絶景と美食が楽しめる「日本平ホテル」で、ちょっとだけ贅沢ステイがお勧め。標高約300メートルの日本観光地100選にも選ばれた景勝地・日本平に立つホテルは、ロビーに一歩踏み入れると、思わず息を呑むほどの絶景が広がります。
芝生庭園の先に広がる、静岡市の街並みと富士山。客室から見える絶景は、一生モノの思い出になるはず。
正面の大きな窓からは約1万5,000坪の壮大な芝生庭園、眼下に静岡・清水の街並みと三保の松原、遠くに富士を望み、まるで絵画のよう。時の流れとともに変わりゆく風景は、幻想的です。
ロビーの大きな窓から見える絶景。特別な滞在の始まりに胸が高まる。
客室は上品なアイボリーを基調としたゆとりのある空間で、木のぬくもりを感じる落ち着いた設え。「日本平ツイン」の客室には11㎡のバルコニーも備え、日本夜景遺産に認定された美しい夜景を客室でゆったり楽しむことができます。特筆すべきは、バルコニーが客室のフロアより一段低く設置されていること。柵もガラス張りであるため視界を遮るものがなく、吸い込まれるような美しい風景の中で寛ぐことができます。
ゆったり寛げる洗練された雰囲気のロビー、ウェイティングスペース。
日本平ツインは、45㎡+11㎡の広さ。バス・洗面・トイレが独立されているものうれしい。
レストラン＆ラウンジは全部で６軒ありますが、お勧めはオールデイダイニング「ザ・テラス」のフレンチ。フランスの星付きレストランで修行を重ね、帰国後も数々のレストランで料理長を務めたシェフが繰り出す料理は、独創的でアートのように美しく、特別な美食体験ができると評判です。
静岡のグランメゾンで、ゴルフ旅を豊かにするスペシャルな美食体験を。
太平洋の大パノラマと県内屈指のチャンピオンコースを堪能
日本平ホテルの近くで、さらにもう１、２ラウンドするなら、「静岡カントリー島田ゴルフコース」「静岡カントリー浜岡コース」へ。両コースともに静岡屈指のチャンピオンコースであり、名匠リース・ジョーンズによって新しいコースに生まれ変わりました。
浜岡コースにはホテルが隣接しており、移動もスムーズ。太平洋の大海原を望む絶景が広がり、滞在そのものも楽しめます。
“リースバンカー”を取り入れ、戦略性が向上「静岡カントリー島田ゴルフコース」
1965年に開場、名匠・藤田欽哉によって設計された歴史のあるコースは、駿河湾や富士山を見渡す素晴らしいロケーションにあり、静岡の大自然を生かしたレイアウトが特徴です。
2021年の改修により、日本庭園のような美しさがさらに際立った。
2021年のリース・ジョーンズによる改修では、バンカーの配置とデザインを見直し、“リースバンカー”といわれる独自の形状のバンカーを設置。さらに挑戦意欲が湧き、スリリングなゴルフを楽しめるようになりました。
グリーン周りに４つのバンカーを配し、正確なショットが要求される9番パー５。
世界基準のコースに進化「静岡カントリー浜岡コース＆ホテル」
島田ゴルフコースから南に30キロほど離れた太平洋沿いに位置する浜岡コースは、1974年から2002年まで男子ツアー「ダイドードリンコ静岡オープン」の舞台となった県内屈指のトーナメントコース。太平洋の壮大な景観が魅力の36ホールは、小笠コースと高松コースから成り、オリジナルの設計は名匠・和泉一介、2019～2020年にリース・ジョーンズによる全面改修により、世界基準のダイナミックなコースに生まれ変わりました。
ティーイングエリアの前に大きな池が広がる、小笠コース3番パー３。
青い空と青い海に包まれたコースは変化に富み、印象的なホールが数多くあります。例えば、小笠コース3番パー３は、すべてのティーから池越えとなる名物ホール。高松コース18番パー4は、遠くに白亜の城を彷彿させるホテルを望み、素晴らしい景観と戦略性に優れたホールです。ステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」では、最終ホールとして、数々の熱戦が繰り広げられました。
随所に配置されたバンカーと海風がプレーヤーを悩ませる、高松コース18番パー４。
隣接するホテルは、すべての客室にバルコニーを備え、雄大な太平洋を眺めることができます。デラックスツインの客室は、38.7㎡のゆとりの広さ。館内には、本格的フィンランドサウナを備えた浴場もあり、ゴルフで疲れたカラダもしっかり「ととのえて」くれます！
ゴルフコースに隣接する宮殿スタイルのホテル。館内には美術館も備える。
デラックスツインの客室はバルコニー付きで、太平洋の素晴らしい眺望が楽しめる。
3月には、これらのゴルフコースでプレーするツアーを企画。パートナーや友人同士、お一人様でも参加可能！ 可憐な桜や霊峰富士に囲まれながら、春のゴルフ旅を楽しみませんか？
富士山を望む静岡のコースを巡るツアーはコチラ↓
