昨季、賞金ランク30位に入り、初シード選手としてツアーで戦っている大堀。長身から放たれる大きなドライバーショットが魅力だが、クラブ選びのこだわりはどこにあるのか?
画像: おおほりゆうじろう/1991年生まれ兵庫県出身。アマチュア時代に日本アマで優勝を果たした実力者。昨年は賞金ランク30位でシードも確保。初優勝が期待される若手のひとり

おおほりゆうじろう/1991年生まれ兵庫県出身。アマチュア時代に日本アマで優勝を果たした実力者。昨年は賞金ランク30位でシードも確保。初優勝が期待される若手のひとり

フェードヒッターに合わせた“大堀仕様”ゼクシオ

「僕の持ち球はフェードです。だから、見た目がフックなのはまずだめですね。今使っているゼクシオは、もともとかなりつかまるクラブで、見た目もフェースが少しかぶって見えるので、開いて見えるように調整してもらっています」(大堀)

弾道計測器が主流になってきた今の時代、数字からスウィングを作り、クラブを決めるプロは少なくない。しかし大堀は、数字よりも自分の感覚をもっとも大事にしているという。

「数値を信用していないわけではありません。ただ、そこに頼りたくないのです。頼りすぎてしまうと、優勝争いなどのプレッシャーがかかった場面で自分を信頼できなくなりそうなので……」

「自信のある球筋(大堀の場合はフェード)の感覚を練習で磨き、イメージと結果をマッチさせることが大事だと思っています。だからクラブも、自分の感覚を優先して選ぶようにしています」

その結果、選んだドライバーがゼクシオとなった。

アイアンは一転してマッスルバック。「操作性やラフからの抜けの良さは、小ぶりなブレードタイプが一番です」

操作性を重視したマッスルバック、スリクソンZ965

自分の感覚に磨きをかけ、今シーズンツアー初優勝を目指す。

210ヤードを狙い打つクラブ

画像: 4番はやさしさを重視してキャビティバックのアイアンを投入。「210ヤードはツアーのレベルでは“狙う”距離なんです」

4番はやさしさを重視してキャビティバックのアイアンを投入。「210ヤードはツアーのレベルでは“狙う”距離なんです」

「52-58」から「50-54-58」へ

画像: 「100ヤードを考えたときに54度が必要だったので3本にしました。グリーン周りは基本的には58度で勝負しています」

「100ヤードを考えたときに54度が必要だったので3本にしました。グリーン周りは基本的には58度で勝負しています」

学生時代から使う手放せない一本

画像: パターは感性を活かしやすいピンタイプを使う。「学生時代から使っています。よほどのことがない限りパターは替えません」

パターは感性を活かしやすいピンタイプを使う。「学生時代から使っています。よほどのことがない限りパターは替えません」

ウッドにはやさしさを、アイアンには操作性を求めた

画像: ウッドにはやさしさを、アイアンには操作性を求めた

PHOTO/Tadashi Anezaki
2018年2月時点

週刊GD2018年2月6日号より

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