レクサス初のプレミアムラグジュアリークーペ、LCが日本に登場したのが2017年3月。その後、レクサスLCの「モンスターバージョンが出るのでは」といったウワサがあったが、いよいよ現実となった! 4リッターV8ツインターボエンジンを搭載したレクサスLC Fがドイツ郊外で公道テストを始めた。
600馬力以上のスペック!モンスターレクサスだ
目撃した記者によれば、その姿はまさに異様というほどの威圧感だったという。
ワイドな全幅はさらに広がり、ボンネットフードは盛り上がってマッシブ感たっぷりに。専用にデザインされたフロントバンパーの左右には巨大なエアインテークが空き、奥にはインタークーラーが覗く。
ブレーキキャリパーはさらに大きなものが取り付けられており、カーボン製らしきドリルドローターも巨大だったとのこと。
リアに回るとまず目を惹くのがFモデル共通の上下2本出しのマフラー。これが左右から顔を覗かせる。今後行われる高速テストなども踏まえて形状が決定されるためか、まだ暫定的だという。
肝心のエンジンは、新開発の4リッターV8ツインターボで間違いない。最高出力は600馬力以上、最大トルクも600Nmに迫る。組み合わされるトランスミッションは10速ATだろう。
おそらく、すでにニュルブルクリンクでの高速テストも開始され、これからあらゆるデータの収集が行われる。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。デビューまであと2年、とびきりのモンスタークーペに期待が高まる!