ピンを狙った球は、左へ大きく曲がって崖の下へ。ボールは斜面で止まったものの、ピンが見えない! そんなとき、同伴競技者がピン位置を教えてくれた。これってペナルティになる?
競技に参加した満石と萩原だったが…
左）ゴルル会員番号47番 満石奈々葉、右）ゴルル会員番号40番 萩原菜乃花
ボールは止まっていたが、ピンが見えない！
すると萩原が、ピンの位置を教えてくれた
助かったけど……ちょっと待った! それっていいの?
アドバイスを受けた満石は、ピン方向を教えてくれるのはうれしいが、気持ちだけで十分。ピン方向を教えるのはれっきとしたアドバイス。同伴競技者にアドバイスを送ったり、求めたりしたら2打罰になると主張。
ピン位置を指示した萩原は、使うクラブとか打ち方について教えるのはだめだけど、今回のような、「プレーの線」を指示するだけならアドバイスにならないという。打つ前にその場所を離れさえすれば問題ない。
試合中にピン位置を教えてもいいの？
- プレーの線の支持はアドバイスにならない
正解です。正規のラウンド中、同伴競技者にアドバイスを与えたり、アドバイスを求めることは禁止されている（規則8‐1）。しかし、今回のような「プレーの線の指示」は、グリーン上以外では誰からでも受けることができる。ただし、ストロークが行われている間は、プレーの線上にその目的のために誰も位置させてはならない（規則8‐2a）
- 同伴競技者へのアドバイスは2打罰
不正解です。ピン位置を教えるのはれっきとしたアドバイスになると思ってたけど、グリーン上以外では誰からでも受けることができ、無罰なんですね。（規則8‐2a）
週刊GD2018年12月25日より
