トップで意識すべきポイントについてだ。
【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日（土曜日）までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。
【小澤美奈瀬】
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているティーチングプロ。
前回のお話し
こんにちは、小澤美奈瀬です。今年は暖冬ですが、まだ寒い時期が続きますので、風邪などには気をつけてくださいね。
ということで、今回は体温計を使っての飛距離アップのヒントを紹介します。みなさんはトップで右わきを意識したことがありますか?
体温計が落ちない程度の
締まり加減がいい
実は、右わきの締まり具合が飛距離アップに影響してくるんです。そこで登場するのが体温計。体温計をわきに挟むとき、わきの付け根に入れますよね。すると、わきを強く締めなくても、体温計が落ちることはありません。この軽く締まった感じのトップを目指してほしいんです。
体温計が落ちないわきの締まりが腕と体を同調させる
なぜこのトップが飛距離につながってくるかというと、右腕と体が一体化するので、体全体のパワーを使ってボールが叩けるからです。
注意してほしいのは、わきを強く締めすぎないこと。力みによって手打ちになってしまうからです。体温計を挟む程度の右わきの締まりができれば、ダウンからインパクトにかけて右腕が体から離れないので、必ず飛距離は伸びますよ!
右腕を少し外旋させるとトップで右わきが締まる
腕と体を同調させてインパクトするためには、右腕を少し外旋（腕自体を外側に捻じる）させながらテークバックする。右わきが軽く締まると腕と体が一体化したトップになるので、インパクトで体全体のパワーを伝えやすくなる。
右わきが開くと上体が突っこみミスヒットの原因に
右ひじは地面を指す
PHOTO／Takanori Miki
週刊GDより
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