【筋トレ】お家時間で飛距離アップ! しぶこ専属斎藤トレーナーが、あと10ヤード飛ばせるフィットネス器具を商品化

自宅に居ながらにして飛距離アップできる。そんな夢のような練習法があるんです。渋野日向子プロの専属、斎藤大介トレーナーが考えた飛距離アップメニューを実践するフィットネスツールができました。どんなツールなのか、ご紹介!

フィットネスツールは
5点セット!

斎藤　このフィットネスツールを使えば、多くのゴルファーが苦手にしている「股関節の使い方」と下半身から上半身へと動きを伝えていく「運動連鎖」が自然に覚えられます。

しぶこもやってる
飛ばし必須メニュー

チューブを使った背筋を鍛えるトレーニング

まずはチューブはドアに挟んで固定

チューブはベッドの脚などに引っかけて固定する。おすすめは、ハンドルをドアに挟む方法。ハンドル２つを使うトレーニングはベルトを挟む。そして、以下のトレーニングをやってみよう!

アドレスの姿勢からチューブを引っ張る

斎藤　両足を肩幅に開いて前傾姿勢になり、左右のチューブを交互に引っ張ります。片方の腕はチューブを引っ張り、もう片方の腕はチューブで伸ばされます。背中の筋肉を使って、肩を前に後ろに90度回すように大きく動かします。

体の回転でチューブを引っ張る

斎藤　左足を前にして両足を前後に開き、ハンドルを両手でグリップします。腕を水平にしたまま、体幹のねじりでチューブを引っ張ります。足を前後に開くので、バランス力の強化にもなります。足を入れ替えて、逆方向にも引っ張ります。

右足で床を蹴り右腕を一気に伸ばす

斎藤　右手でハンドルを持ち、体重を右にかけます。そこから右足を蹴り、左に体重移動しながら、下半身の動きを上に伝えるように右腕を伸ばします。右腕はゴルフのフォローと同じ回内（手のひらが下を向く）するのが自然です。

チューブ＆ベルトを使った、体の回転力を鍛えるトレーニング

ベルトの巻き方

上半身に巻く場合は、右肩にベルトを掛け、左回りに１回転。腰に巻く場合は、右足にベルトを通し、左回りに１回転すればOK。

体をねじり上げてチューブを引っ張る

斎藤　ベルトを右肩から上体に巻き付け、上体のねじりでチューブを引っ張ります。左足を前に足を前後に開き、手は胸でクロス。やや前傾した姿勢から上体をゆっくりとねじり、チューブを引っ張ると、体幹にビンビン効きます。

上体を動かさず腰だけを回転させる

斎藤　ベルトを右肩から上体に巻き付け、手を胸でクロスさせ、少し前傾します。腰の動きを止めて、上体のねじりだけでチューブをゆっくりジワジワと引っ張ります。

上体を動かさず腰だけを回転させる

斎藤　ベルトを右足から腰に巻き付け、手を胸でクロスさせ、少し前傾します。上体の動きを止めて、股関節の回転だけでチューブをゆっくりと引っ張ります。慣れると少しずつ股関節を動かすコツがわかってきます。

腕を使わずにシャドースウィング

斎藤　ベルトを右肩から上体に巻き付け、手を胸の前に置き、少し前傾。腕を使わずシャドースウィングします。まず、右股関節に乗り、そこから右足を強く蹴って、左股関節に体重移動しながら上体を素早く回転させます。

滑るディスクを使い、体の重さで鍛えるトレーニング

床、じゅうたんどちらでも滑る

青と黒の両面タイプ。青い面がプラスチックで、黒い面が硬質ウレタンなので、フローリング、じゅうたん、どちらでもよく滑る。

腕立ての姿勢で足を高速スライド

斎藤　腕立ての姿勢になって、両足をディスクに乗せて、床の上を滑らせながら片足ずつ高速でスライドさせます。開脚したり、両足を同時にスライドさせたり、いろいろな鍛え方があります。

足を前後にスライドさせる

斎藤　片足だけディスクに乗せ、真っすぐ立ちます。ディスクに乗せた足を後ろにスライドして戻します。反対の足も同様に。

ボールを使ったバランス力アップトレーニング

片足立ちでボールを左右に振る

斎藤　大きなボールを持って、アドレスするように構えます。片足立ちになって、アプローチくらいの振り幅でスウィングします。フルスウィングしたときの軸ブレが小さくなるだけでなく、アプローチやパッティングストロークの精度も上がります。

腹筋運動の姿勢でボールを左右に動かす

斎藤　シットアップのような腹筋運動の姿勢になって、手に持ったボールを左右の床にタッチさせます。足を浮かせたまま行うと、より効果的です。

【レベル別】
斎藤式飛ばしメニュー

入門コース
毎日、5種類のトレーニング

１、４、５、６、１０の５種類のトレーニングを毎日やる。チューブを強くしすぎず、慣れてきたら少しずつ負荷を強くする。

中級コース
毎日、7種類のトレーニング

入門の5種類（１、４、５、６、１０）に、中級の2種類ずつ（２、８か９）を加えて、毎日7種類のトレーニングを続ける。

上級コース
毎日、8種類のトレーニング

中級の７種類（１、４、５、６、１０、２、８か１、４、５、６、１０、９ ）に上級の３か７を加える。モノ足りない人は負荷や回数を増やせばOK。

「SAITO-5」5400円（税別）

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週刊ゴルフダイジェスト3月9日号より

PHOTO／Yasuo Masuda

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