ミズノがグローバルモデルとして展開する「STシリーズ」。「ST」は「Speed Technology」の頭文字であり、コンセプトは"高初速"の追及。その最新モデルの実力と背景に迫った。

高反発ドライバーの素材復活
驚異的な高初速の
ミズノSTドライバー

画像: 高反発ドライバーの素材復活 驚異的な高初速の ミズノSTドライバー

新しい「ST」のドライバーは2モデル。やさしくつかまる「ST200X」と、しっかり叩ける「ST200」だ。

飛ばしの三要素といえば①ボール初速、②スピン量、③打ち出し角だが、ボール初速がそのうちの約73%を占める、とミズノ。

そこでミズノでは、高初速を得るための技術を追求。

画像1: ST200X

ST200X

画像2: ST200X

ST200X

フェースには、かつて高反発モデルに使われていた、高反発ドライバー時代の素材「βチタン」を採用。もちろん現行ルールに適合するようフェースデザインで対応し、ミスヒットにも強い反発性能を実現している。

こだわりのオリジナルシャフトは、軽くても暴れない、かつ当たり負けしにくい設計でミート率をアップさせるもの。

グローバルモデルは欧米ゴルファーのパワーを意識した、つかまりすぎないスペックになりがちだが、「ST200X」の「X」は「EXTRA」の意味があり、軽量ドライバー市場を意識したモデルだという。

重心距離を短めに設定し、スムーズなヘッドターンをうながし、よりつかまりやすい設計となっている。

画像1: ST200

ST200

画像2: ST200

ST200

ミズノSTドライバーは
スピード命の性能をまとう

POINT①
高反発時代の禁断素材といわれるβチタンをフェースに

画像1: ミズノSTドライバーは スピード命の性能をまとう

たわみやすく、壊れにくい性質を持つ「βチタン」。かつての「300S」など高反発モデルに使われていたフェース素材だ。

POINT②
波型の溝でフェース近くのたわみが大きくなる

画像2: ミズノSTドライバーは スピード命の性能をまとう

フェース周辺からたわませることで、フェースのたわみを増やす「ウェーブテクノロジーソール」

POINT③
高打ち出し&低スピン弾道を生み出すカーボンクラウン

画像3: ミズノSTドライバーは スピード命の性能をまとう

カーボンクラウンでヘッドを低重心化。高打ち出しと低スピン化をうながし、大きなキャリーを生み出す。

軽いけど暴れないシャフトでヘッド速度が上昇!

画像: オレンジの「PLATINUM」は34㌘!

オレンジの「PLATINUM」は34㌘!

「M FUSION」シャフトは、カーボンナノチューブと炭素繊維系プラスチックの複合化により、衝撃強度をアップ。軽いのに暴れず、ミート率が落ちない。

マスターズも制覇!
時代時代で世界を唸らせたミズノのドライバー

画像: T-ZOID

T-ZOID

T-ZOID
マスターズを制したメタルヘッド
1996年のマスターズ、ニック・ファルドが3度目の優勝を飾った時に使用していたモデル。

画像: ニック・ファルド

ニック・ファルド

画像: ミズノプロ300S

ミズノプロ300S

ミズノプロ300S
契約外のプロからも引っ張りだこの人気に
チタンヘッドの高反発モデル全盛期に、シェイプの美しさと「βチタン」による抜群の飛距離性能で大ヒット。

画像: MPクラフト425

MPクラフト425

MPクラフト425
飛ぶだけじゃない美形ヘッドが大注目
2006年発売。小ぶりな構えやすさと低スピン強弾道で大人気に。2010年に復刻モデルも登場。

外ブラの牙城を崩すのは
ミズノSTドライバーなのか

画像: 【試打・解説】平野義裕さん 東京・スウィング碑文谷内にある「クールクラブス」のカリスマフィッター

【試打・解説】平野義裕さん
東京・スウィング碑文谷内にある「クールクラブス」のカリスマフィッター

画像: 外ブラの牙城を崩すのは ミズノSTドライバーなのか

ミズノST200Xドライバーは、
海外ブランドのようだ、と平野氏

同じヘッドサイズながら「ミズノST200」のフォルムはやや締まって見え、伝統のミズノ顔に近いという。

平野 「ミズノST200」は少しオープンフェースで構えやすい。打音も落ち着いていて、球離れも遅い感じでコントロールできそう。両モデルとも高弾道×低スピンで距離が非常に出ていいですね。

平野 「ミズノST200X」は全体的に軽いから、ヘッドスピードが自然に上がる。勝手に叩ける感じでつかまり、弾き感があって心地よい打感ですね。またロフト角もあるのでドロップしない球だと思う。ヘッドスピードは40m/s弱から行けそうです。

平野 「ミズノST200X」は後方にストレッチしている形状だから、いかにも安定感がありそう。

POINT①
"ミズノST200Xは、低スピン"弾道が次々と飛び出す

画像: 2000回転前後も多かった

2000回転前後も多かった

平野 打ち出しが高いのに低スピン。「200X」は14度ぐらいで打ち出せて、スピン量は2000回転/分前後。これならキャリーもランも大きく伸びるはず。

POINT②
ST200Xは弾く打感、ST200は吸いつく打感

画像: ST200Xはいかにも飛んでそうな音

ST200Xはいかにも飛んでそうな音

平野 2モデルともカーボンクラウンなのに打音がいい。「ミズノST200X」は心地よい弾き感で、比較的高音。「ミズノST200」は落ち着いた音で、球離れが遅くコントロールできる感じがする

POINT③
2つのヘッドの性能差が明確

画像: 毎回弾道も安定していた

毎回弾道も安定していた

平野 「ST200X」はボールがよくつかまって、ゆるやかなドローが打てる。逆に「ST200」は、叩いても左に行かない安心感がある。ヘッドによって性能の違いがハッキリ出ています。

素朴な疑問
ミズノプロとはどこが違うの?

画像: (左)ミズノプロ モデルE、(右)ミズノST200X

(左)ミズノプロ モデルE、(右)ミズノST200X

平野 「ミズノST200X」はフェース側から見て、ヒールがラウンドしている。「ミズノプロ モデルE」は四角くてトラディショナルな感じ。「ミズノプロ モデルE」のほうが打感は柔らかい。でも「ミズノST200X」のほうがスピンが抑えられ弾きも良いですね。

【初速】
ST200X:βチタンの効果で高初速
モデルE:STと同等の初速性能

【スピン】
ST200X:平均2300回転前後
モデルE:平均2500回転前後

【やさしさ】
ST200X:トウ、ヒールともミスに強い
モデルE:ヒールヒットに特に強い

【打感】
ST200X:やや弾き感が強い
モデルE:食いつくソフトな打感

プロも注目
ミズノSTドライバー

画像: キース・ミッチェル

キース・ミッチェル

キース・ミッチェル
「ミズノST200は、スピン量が抑えられ、弾道も抑えられるので非常に気に入っている。ミスに寛容で方向性も良くなっている」

画像: 原英莉花

原英莉花

原英莉花
「高弾道なのに低スピンの重い球で、そのままボーンと行ってくれる感じがあります。重たい感じなのに弾きもあって、すごく好きです」

画像: 小鯛竜也

小鯛竜也

小鯛竜也
「低スピンで高弾道なので飛距離が出る。サイドスピンも少なくなった感じで曲がらない。今までのミズノのドライバーの飛び方と違いますね」

日本の新素材開発と無二のクラフトマンシップ、そして世界最高峰のツアーで活躍する経験豊富なアメリカチームがタッグを組んで完成した今回の「ミズノSTドライバーシリーズ」。

テストをした原英梨花はミズノプロと比べ10㍎以上の飛距離アップ、小鯛竜也もスピン量がさらに抑えられ、10㍎弱の飛距離アップを果たしている。今後、世界のツアーでも使用者が増えていくか注目だ。

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