井上誠一 - ゴルフへ行こうWEB by ゴルフダイジェスト

井上誠一研究

【コース設計家・井上誠一⑤】そして花開いたキャリアの集大成。"独創期"の9コース

平坦な松林を前に、想像力の限りをつくした若き日々。大型重機の登場や世界視察旅行を経て、世界水準のコース設計に取り組んだ壮年時代。そして晩年。コース設計家・井上誠一は、ついに自身が本当に造りたかったコースを描き始める。集大成といえる南山カントリークラブのほか、「独創期」を彩る9コースを紹介する。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権独創期鶴舞カントリー倶楽部烏山城カントリークラブ札幌ゴルフ倶楽部由仁コース南山カントリークラブ葛城ゴルフ倶楽部瀬田ゴルフコース北コース 2019 井上誠一研究

【コース設計家・井上誠一⑥】インタビュー1979年、71歳。「名ホール必ずしも会心作にあらず」

ゴルフ場設計者としては超一流。23歳のときから50年近くコース設計に賭けてきた井上誠一。その情熱から生まれたコースは、いま「名コース」として評価を受けている。そこで、井上式のコース造りのポイント、苦労を聞いてみたら、意外な意見がでてきた。インタビュアーは、当時のプロ野球ユース司会者の佐々木信也氏（月刊ゴルフダイジェスト1979年4月号に掲載）。1981年に逝去された井上誠一、生前の生声と本音が聞こえる貴重なインタビューです。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権井上誠一名コース大洗ゴルフ倶楽部戸塚カントリー倶楽部東京よみうりカントリークラブ南山カントリークラブ那須ゴルフ倶楽部井上誠一研究龍ヶ崎カントリー倶楽部

【コース設計家・井上誠一①】「傑作期」「世界基準期」「独創期」、50余年、全41コースを紐解く

「井上誠一に外れ無し」というフレーズがある。彼が遺した41コースを俯瞰すると、画家や音楽家が歳月とともに作風を変えるように、設計人生とともに「コースデザインの色合い」も変化していく。「時代ごとの井上設計」と、戦前から最後まで「変わらぬ井上誠一らしさ」を追ってみた。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権名コースゴルフコース設計家 C・H・アリソンハリー・コルトオーガスタナショナルセントアンドリュースオールド井上誠一研究

【コース設計家・井上誠一②】原地形を見て選び、手で造った"傑作期"の20コース【東編】

コース設計家・井上誠一研究の第2回。井上がコース設計の世界に飛び込んだ戦前は、コースを鋤や鍬を使って人力で造った。原地形のコンターを最大活用し、松林を始め元々生えていた木々をハザードとして捉えたことから、風景に溶け込むコースが名を連ねる。1930年から1960年の「傑作期」と名づけた時期に造られた東日本の各コースを覗いていく。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権傑作期霞ヶ関カンツリー倶楽部西コース大洗ゴルフ倶楽部鷹之台カンツリー倶楽部龍ヶ崎カンツリー倶楽部札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース日光カンツリー倶楽部 2019 井上誠一研究

【コース設計家・井上誠一③】原地形を見て選び、手で造った"傑作期"の20コース【西編】

コース設計家・井上誠一研究の第3回。井上がコース設計の世界に飛び込んだ戦前は、コースを鋤や鍬を使って人力で造った。原地形のコンターを最大活用し、松林を始め元々生えていた木々をハザードとして捉えたゆえに、風景に溶け込むコースが名を連ねる。1930年から1960年に造られた「傑作期」と名づけた時期に造られた各コースを覗いていく。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権相場新山口カンツリー倶楽部愛知カンツリー倶楽部西宮カンツリー倶楽部枚方カントリー倶楽部桑名カントリー倶楽部会員権井上誠一研究

【コース設計家・井上誠一④】大型重機の登場と世界視察でワールドクラスのデザインへ。"世界基準期"の8コース

コース設計家・井上誠一研究の第4回。大型重機が登場した1960年代。谷を埋める、土を盛り上げる、池を造成するなど、手造りの時代には不可能だったことが可能になっていった。また、1962年に井上は、60日に及んだ欧米視察旅行を経験。米国のオーガスタナショナル、パインハーストはじめ、スコットランドのセントアンドリュース、カーヌスティ、ミュアフィールドといった、世界の名コースをつぶさに観察。井上らしさはそのままに、作風に現れた変化とは……

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権世界基準期戸塚カントリー倶楽部赤倉ゴルフコース東京よみうりカントリークラブ春日井カントリークラブ 2019 室蘭ゴルフ倶楽部いぶすきゴルフクラブ井上誠一研究

井上誠一のコース特集

【バロン・大倉喜七郎】日本中の大人たちに“Fun to Play”を伝えたい。「川奈ホテルゴルフコース」を造った男の物語

“元祖プレーボーイ”の名を馳せる一方で将来を見通してゴルフ振興の土台を作った大倉財閥2代目総帥。英国郊外の美しい田園風景を作ろうと、伊東の地に広大な土地を買った。それがゴルフ場となり、希代の名ゴルフ場「川奈ホテルゴルフコース富士コース、大島コース」となる。現代では想像もつかないほどスケールの大きな趣味人であり、ゴルフのよき理解者だった。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

2019 大島コース井上誠一アリソンバンカー川奈ホテルゴルフコース富士コース大倉喜七郎 C・H・アリソン特集耳より

【川奈ホテル・赤倉観光ホテル】ゴルフコース一体型の美しいリゾートを演出、繁岡鑒一の足跡。都会の喧騒を離れて…

大倉喜七郎が創業した、ゴルフ場一体型の日本を代表するクラシックリゾート、川奈ホテルと赤倉観光ホテル。川奈ホテルゴルフコース富士コース、大島コースにはC・H・アリソン&大谷光明、赤倉ゴルフコースには井上誠一と、名匠が設計したゴルフ場があるが、川奈ホテルと赤倉観光の現在があるのは、ひとりの芸術家による演出があったことも忘れてはいけない。50年以上たった今でも、繁岡鑒一（けんいち）のデザインは斬新で鮮やかだ。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

川奈赤倉レーモンドゴルフ旅行静岡県繁岡ケンイチ C・H・アリソン大谷光明井上誠一

【戸塚カントリー倶楽部】相模と武蔵の分水嶺に生まれた井上誠一・間野貞吉設計の36ホール、昭和36年

昭和30年代初頭、東海道新幹線が通ったら東京と大阪は3時間で結ばれる。神奈川県の戸塚あたりにも新駅ができる予定だ。東西財界の交遊も多くなると予想できるが、埼玉の霞ヶ関CCでは遠すぎる。戸塚にゴルフ場を造ってはどうだろう。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

歴史戸塚カントリークラブゴルフコースことはじめ神奈川県ゴルフ場井上誠一間野貞吉

【クラブハウス探訪】「武蔵カントリークラブ笹井コース」採光のいい明るさと品の良さ。落ち着きのある非日常感

埼玉県を代表するコースのひとつ、武蔵カントリークラブ笹井コース。クラブハウスの新築（2014年4月竣工）は、大規模なコース改造と併行して行われ、ゴルフ場全体のイメージアップに大きく貢献した。ただし、その発端は別のところにあった。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

武蔵カントリークラブ笹井コース埼玉県クラブハウス探訪ゴルフ場 2019 井上誠一

浜野ゴルフクラブ【ゴルフ会員権・ゴルフ場身体検査】井上誠一「独創期」の設計。美しい箱庭のようなチャンピオンコース。千葉県市原市

ゴルフダイジェスト会員権サービス部がお送りする「会員権・ゴルフ場身体検査」。今回は千葉県市原市にある「浜野ゴルフクラブ」です。最寄りの京葉道「蘇我IC」には、首都高～京葉道ルートからも、アクアラインからも行くことができ、高速を下りてコースまでは15キロ（25分）、都心から60分ほどで到着できる好アクセス。名匠・井上誠一設計のコースは、箱庭的美しさと高い戦略性を併せ持ちます。千葉県内だけでなく、都内や神奈川県在住のゴルファーからも人気のメンバーシップコースです。

戸村大助 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権会員権・ゴルフ場身体検査浜野ゴルフクラブ井上誠一小林光昭千葉県メンバーシップパナソニックオープンレディース

【湘南カントリークラブ】湘南の丘陵地に展開する井上誠一設計の意欲作、三菱グループの迎賓館。昭和36年

昭和40年前後、湘南カントリークラブは、三菱グループのゴルフ迎賓館と呼ばれて、部外者を寄せつけないエクスクルーシブな姿勢が、一種畏敬されていた。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

歴史 2019 湘南カントリークラブ神奈川県井上誠一ゴルフ場ゴルフコースことはじめ

【桑名カントリー倶楽部】昭和30年代、三重県にゴルフ場を造ることが地元財界の念願だった。昭和35年、井上誠一設計

昭和30年前後、三重県下にはまだゴルフ場はない。隣の愛知県には、戦前からの名古屋GC和合に続き、愛知CC（東山）、森林公園Gなど新しいコースが続々と生まれていた。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

桑名カントリー倶楽部 2019 三重県井上誠一伊勢湾台風ゴルフコースことはじめゴルフ場

【会員権・提携コース①】ネット予約できない有名ゴルフ場が回れる。提携優待のあるメンバーシップ（関東編）

メンバーライフを楽しみたい。メンバーフィでお得にプレーしたい。それは会員権を購入する主な動機だが、別の視点から注目したいのが「提携コースの有無」。提携とは、Aというゴルフ場の会員権を購入したら、Aが提携しているBやCのゴルフ場が優待価格でラウンドできるというもの。ネット予約不可の有名コースと提携しているゴルフ場だって存在する。ひと粒で二度も三度もおいしい会員権情報。今回は関東地方どうしの提携コースをピックアップ。

影山鉄 @ ゴルフへ行こうWEB

会員権提携コース大洗ゴルフ倶楽部大利根カントリークラブ日光カンツリー倶楽部西宮カントリー倶楽部宝塚ゴルフ倶楽部 2019 井上誠一

【西宮カントリー倶楽部】甲山麓の仁川渓谷に誕生。戦後復興の一環だった。昭和30年、井上誠一設計

昭和30年11月27日。9ホール仮開場式。始球式をする西宮市長辰馬卯一郎は、甲山の大師に祈ってから、ドライバーを振った。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

歴史 2019 西宮カントリークラブ兵庫県井上誠一ゴルフコースことはじめゴルフ場

【我孫子ゴルフ倶楽部】大利根と手賀沼に囲まれた「北の鎌倉」にゴルフ場を造ったらどうだ? 昭和5年、赤星四郎、赤星六郎設計

大昔は、あぢことも、あちこくとも言った。昔は安孫子、阿孫子とも書いた。我孫子のはじまりは遥かに遠い。そして昭和初期、大利根と手賀沼に囲まれたそこを「北の鎌倉」という人がいた。志賀直哉が居を構え、陶芸家のバーナード・リーチが住んだ。しかし、産業がないと悩む32歳の青年町長・染谷正治に「ゴルフ場を造ったらどうだ」と知恵をつけたのが、朝日新聞の文人・杉村楚人冠だった。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

ゴルフ場ゴルフコースことはじめ歴史我孫子ゴルフ倶楽部千葉県赤星六郎赤星四郎 B・シルバ井上誠一

【くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース】阿蘇外輪山の牧草地に造られた熊本最初の18ホール。設計は保田与天、総監修に井上誠一、昭和27年

昭和5年、九州のゴルフ場は雲仙、福岡大保、長崎、そして別府。熊本では「雲仙や大保は遠過ぎる」と、翌6年7月、阿蘇外輪山の中、黒石原の草原に、元農場跡を借りて9ホール・2900㍎のコースが誕生した。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

2019 くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース熊本県保田与天井上誠一赤星四郎ゴルフ場ゴルフコースことはじめ

【紫雲ゴルフ倶楽部】「加治川沿いの砂丘にとびっきりのコースを造る」執念が生んだ赤松林コース。設計は藤田欽哉、昭和40年

昭和40年の開場以来、紫雲ゴルフ倶楽部は、県内の名門への階段をしっかり上り続けている。コースは「天」「地」「人」の合作だと語る。天とは歳月と気象、地は自然の地形、人は設計と造成であろうか。なかでも大前提は、その地のありのままの自然を活かしたコースである。

竹内涼子 @ ゴルフへ行こうWEB

歴史 2019 紫雲ゴルフ倶楽部新潟県井上誠一藤田欽哉ゴルフコースことはじめゴルフ場

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